公開期間 2014年5月31日まで

【習慣の専門家】佐藤 伝氏が「ひとりビジネス応援塾」の会員限定動画を公開してくださるにあたり、佐藤 伝氏と10年来の付き合いで日ごろから非常に親しくさせて頂いているフレンドリンク異業種交流会の代表 諏訪が「ひとりビジネス」とはなんぞや?と伺いました。
なぜ、ひとりビジネスなのか?
諏訪
本日はありがとうございます。
今回は伝さんからフレンドリンクにご参加頂いている皆さまに「ひとりビジネス」のエッセンスを特別にご提供頂けるとのことでとても嬉しく思っています。
ありがとうございます。
さて、早速ですが、伝さんは習慣の専門家として、いかに人生を成功させるか、幸せな人生を送るためには習慣が重要で、その幸せになるために習慣がどのようなものかを研究し、また伝えてこられてましたが、いまひとりビジネスの重要性を説いていらっしゃいます。
なぜ、ひとりビジネスなのでしょうか?
伝 はい、もはや組織に属してその歯車として盲目的に働くという20世紀的なビジネスモデルは古くなって機能しなくなってきています。これからは、まさに「個人」の時代、そして「チーム」の時代。
自立した個人が、ゆるやかに繋がりながら、それぞれの得意な分野で社会に貢献していく時代なんです。
インターネットの普及がそれを可能にしました。
人類の歴史をみると、農業革命 ⇒ 産業革命 ⇒ 情報革命 と大きな転換期(パラダイム・シフト)を経るごとに、ライフスタイルがガラッと変わってきています。
たとえば、なぜ正午から1時までの時間がランチタイムになっているのか?
けっして都条例・県条例などの法律で決まっているわけではありません(笑)
これはイギリスで起こった産業革命が世界中に波及して、工場内の機械を昼休みだけ一時的に停止して午後、いっせいに再稼働するために従業員に全員一律で昼飯を食べてもらう必要があったからです。
工場内のライン効率を最優先すると、必然的に人間のプライオリティは2番目となり、このようなライフスタイルになってしまうわけです。
これは、ほんの一例にすぎませんが、21世紀になっても、こうした19世紀の慣習を引きずるのは、とても滑稽ですよね。
仕事のスタイルや収入のモデルもまったく同様で、どんどん新しく変遷していくのです。これからは、「 ひとりビジネス 」というビジネス・スタイルが主流になっていきます。事実、アメリカでは、もう4人に1人が「 ひとりビジネス 」です。
「雇われビジネス」から「 ひとりビジネス 」へというダイナミズムは、だれも逆らうことのできない歴史の大きな潮流なのです。
ひとりでビジネスをすることのメリットとは?
諏訪 なるほど、これからは個人の時代ということですね。
実は私自身もそれは感じます。
特に交流会を主催していると組織に属さず個人で動いてビジネスをしている人がたくさんいらっしゃいますし、
感覚値ですが、私が交流会をスタートした2001年のころと比べてもそういう人が格段に増えている気がします。
では、ひとりでビジネスをすることのメリットって何でしょうか?
伝 そうですね。組織に所属していれば、必ず上下関係が生じます。
これは、喩えて言うなら「殿様と家来」の関係です。
この関係性の中では、自由なビジネスの発想が生まれにくく、またその実現もむずかしくなってしまうのです。「 ひとりビジネス 」では、上司も部下もいないため、自分のやりたい事を自分のペースでやりたいように自由に実践することが可能です。
一回だけの人生、若いある時期に一時的に会社に勤めてみることも一度くらいは体験してみてもいいとは思いますが、生涯それだけで終わるのは、実にもったいないですね。
「ひとりビジネス 」なら、好きな時に休みが取れるし、やった分だけ収入になり、人間関係の無駄なストレスに悩まされることもありません!
「 ひとりビジネス 」は、「時間」と「お金」と「人間関係」の3つの自由を獲得できるすこぶる優れたビジネスモデルなのです。
時間と経済と人間関係から自由になると、人は社会や自然に貢献したいという気持ちが強くなっていきます。
「 ひとりビジネス 」のゴールは、個人のエゴを満たすことではなく、他者に貢献することなのです。
「 ひとりビジネス応援塾 」の『星のため、道のため』という合い言葉がそれを端的に表しています。
なぜ、ひとりビジネスなのか?
諏訪 他者や社会への貢献ということですね。
自己の欲望や欲求のためでは、決してビジネスは繁栄しないというのは、ビジネスの本質ですね。とはいえ、私自身、やはり交流会を通じて非常の多くの起業家と出会ってきました。
もちろんその中には、伝さんのおっしゃるひとりビジネスのようなスタイルでビジネスを始めた方も多数いらっしゃいました。
しかし、残念なことにそれを継続するのに皆さん苦労されています。
起業・独立を諦めた方も少なくありません。
どのようにしたら良いか、「ひとりビジネス」を立ち上げるときのポイントなどあるのでしょうか?
伝 はい、ズバリ 3つありますね。
【その1】
いきなり会社をやめて「 ひとりビジネス 」をスタートしないこと。あせらず、あわてずに、しっかり準備することです。
バタ貧(バタバタ貧乏)という言葉を聞いたことはありますか?バタバタしながらやった事は、うまくいかないんです。
いま会社員の方は会社に勤めながらでいいので、
まずは、シンクロ、つまり同時進行で「 ひとりビジネス 」をしっかり準備することですね。
【その2】
いいチームを持つということです。
「 ひとりビジネス 」というと、なんだか一人ぼっちでシコシコと寂しく働くようなイメージをもつ方がいるようですが、まったくの誤解です。
「 ひとりビジネス 」だからこそ、いいアドバイザーや仲間が絶対に必要なんです。会社のような主従関係・上下関係ではなく、お互いをリスペクトしながら、ゆるやかに繋がって応援しあう、そんないいチームです。このチームは、性別や年齢が偏らないようにしたいですね。全員が同世代で同性だったりすると、マーケティングをミスしますよ(汗)
【その3】
自分のプラットフォームづくりですね。
わかりやすくいうと、人が集まる「場」づくりです。
具体的には、月例の「朝カフェ」や「ブランチ会」など、定期的に人が集まる場を設定して、そこでコミュニティを作っていき、情報を発信できるようにしていくことが大事です。
「 ひとりビジネス 」というと、カフェでノートパソコンやタブレットを、カチャカチャいじっているイメージが先行してしまいがちでが、それでは単なるノマドになってしまいます。
「 ひとりビジネス 」で幸せに成功している人は、この独自のプラットフォームを持ち、そしてそれを謙虚に改善しています。
楽しくて、役に立つプラットフォームのつくり方は、「朝活ナビゲーター認定講座」でご紹介しております。参考にしてください。
「 ひとりビジネス 」における注意点とは?
諏訪 そうですね、やはり人は重要ですよね。
私も伝さんとは違うアプローチですが、やはりご自身にとって貴重な人を見つけて欲しいという想いで交流会を運営しています。
しかし、この「ひとりビジネス」を進めるうえで、注意しなくてはいけない点があるとか?それについて聞かせていただけますか。
伝 はい。じつは、「ひとりビジネス3つのトラップ!?」というものがあります。いわゆる落とし穴ですね。
まず、法人化の罠。やっぱり株式会社にしなければいけないのではないか?という思い込みです。
つぎに、オフィスの罠。自宅ではなんだか格好悪いからどこかに狭くてもいいからオフィスを借りなくてはいけないのではないか?という思い込み。
そして最後が、美人秘書(イケメン秘書)の罠。
いずれ儲かったら美人秘書あるいはイケメン秘書を雇いたいという誘惑はひじょうに危険です(笑)
このあたりは、「 ひとりビジネス応援塾 」でくわしくレクチャーしています。
諏訪 「法人化」「オフィス」「美人秘書」これらがトラップとは!? むしろ一般的には必需品だと考えがちですよね~(笑)
見栄を張らずに謙虚な姿勢が必要ということですかね。
本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!
伝 こちらこそ感謝です。「 ひとりビジネス 」では、いいナビゲーターがいると幸せな成功がぐ~んと加速します。
私の30年間の研究の成果は、よきガイドラインとして必ずみなさんのお役に立てると確信しています。
information
ひとりビジネス応援塾 http://satohden.com/juku/
佐藤伝・公式サイト http://satohden.com/