
【ZettaJouleでの現在の取り組みとその意義】
こんにちは、下藤 充生と申します。私は現在、日本発の原子力発電スタートアップZettaJoule(ゼタジュール)のCEOとして事業を推進しています。
ZettaJouleのミッションは、日本が長年培ってきた高温ガス炉(HTGR)の技術を社会実装することです。日本原子力研究開発機構(JAEA)で25年以上にわたって蓄積されてきたこの技術は、安全性・効率性・応用範囲の広さという点で、世界の次世代原子炉の中でも突出した優位性を持っています。しかしながら、日本国内では政治的・社会的な背景から商業化に向けた道筋が閉ざされていました。
そこで私たちは海外先行という戦略を選びました。すでにカナダや米国を含む国際的な専門家チームを結集し、テキサス州での実証炉プロジェクトにも着手しようとしています。創業からわずか1年半で、国内の第一人者である國富一彦氏や、カナダ原子力規制委員会の元トップ、米国NRCやスタートアップで実績を積んだエキスパートらが参画。グローバルに評価される人材が次々と加わっているのは、ZettaJouleが目指す「社会実装」というビジョンに共感していただけたからだと思っています。
この取り組みの意義は、単なる技術実証に留まりません。現在、世界中で脱炭素とエネルギー安全保障の課題が深刻化し、再生可能エネルギーの限界も露呈しつつあります。特にAIやクラウド産業の電力需要拡大によって、安定かつクリーンな電力源の必要性はかつてなく高まっています。これらの問題を解決するために、日本が研究してきた高温ガス炉の技術を生かし、世界のエネルギー課題に貢献したい、そんな思いから、ZettaJouleを立ち上げたることとなりました。
【住友商事での取り組み】
ZettaJouleを創業する以前、私は住友商事にて80億ドル規模のニッケル事業を含む資源開発の経営に携わっていました。ボリビアやマダガスカルといった新興国において鉱山開発に従事し、現地政府や地域社会、国際的なパートナー企業など、多様なステークホルダーを調整しながら大規模プロジェクトを推進。
そこで商社的なプロジェクトマネジメント力を培い、国際的なインフラ事業を推進する上での交渉力やリーダーシップ、リスクマネジメントの感覚を磨いてきました。巨大な資源開発は、資金・技術・規制・保険などあらゆる要素を組み合わせて初めて成立します。対立する利害を調整し、関係者全員にとって合理的な事業構造を作り上げることが不可欠です。
このスキルセットは、そのまま原子力の社会実装に応用できます。従来、原子力発電は国や大企業が担うべき分野とされてきましたが、政治的リスクや組織構造の硬直性が新規プロジェクトの障壁となっていました。だからこそ、スタートアップが旗を振り、投資家や国際パートナーとリスクを分担しながら進める余地があると確信しました。住友商事での経験があったからこそ、新エネルギーの社会実装という挑戦に挑めたのだと思います。
【今後の目標】
これからの目標は、高温ガス炉の実証炉を米国で稼働させ、その成果をもとに商用炉の展開へと進めることです。2030年代前半にはテキサスで実証炉を建設し、その後産業用の商用炉を起動するロードマップを描いています。将来的には、日本国内への逆輸入も視野に入れています。
私が目指すのは、単なる発電ビジネスではありません。高温ガス炉を通じて「熱市場」にアプローチし、鉄鋼・化学・石油精製など巨大産業の脱炭素化に寄与することです。これにより、世界のCO₂排出量を大幅に削減し、エネルギー安全保障を高めることができます。また、失われつつある日本の原子力技術の知見を若手世代へ継承し、未来のエネルギー産業を支える人材の育成にも力を注ぎたいと考えています。
日本が半世紀以上積み上げてきたクリーンエネルギー「高温ガス炉」の研究成果を、きちんと今の社会で活かしたいと思っています。世界が原子力の再評価を進める今こそ、日本発の技術を武器に国際的な競争の舞台に立つべきです。ZettaJouleはその先頭に立ち、産業界と社会に大きな変革をもたらす存在になることを目指しています。"
高温ガス炉技術を基盤に、鉄鋼・化学・石油精製など産業用熱や水素製造に応用することで、世界のCO₂削減と脱炭素社会の実現に貢献する仕事。
【ZettaJouleでの現在の取り組みとその意義】
こんにちは、下藤 充生と申します。私は現在、日本発の原子力発電スタートアップZettaJoule(ゼタジュール)のCEOとして事業を推進しています。
ZettaJouleのミッションは、日本が長年培ってきた高温ガス炉(HTGR)の技術を社会実装することです。日本原子力研究開発機構(JAEA)で25年以上にわたって蓄積されてきたこの技術は、安全性・効率性・応用範囲の広さという点で、世界の次世代原子炉の中でも突出した優位性を持っています。しかしながら、日本国内では政治的・社会的な背景から商業化に向けた道筋が閉ざされていました。
そこで私たちは海外先行という戦略を選びました。すでにカナダや米国を含む国際的な専門家チームを結集し、テキサス州での実証炉プロジェクトにも着手しようとしています。創業からわずか1年半で、国内の第一人者である國富一彦氏や、カナダ原子力規制委員会の元トップ、米国NRCやスタートアップで実績を積んだエキスパートらが参画。グローバルに評価される人材が次々と加わっているのは、ZettaJouleが目指す「社会実装」というビジョンに共感していただけたからだと思っています。
この取り組みの意義は、単なる技術実証に留まりません。現在、世界中で脱炭素とエネルギー安全保障の課題が深刻化し、再生可能エネルギーの限界も露呈しつつあります。特にAIやクラウド産業の電力需要拡大によって、安定かつクリーンな電力源の必要性はかつてなく高まっています。これらの問題を解決するために、日本が研究してきた高温ガス炉の技術を生かし、世界のエネルギー課題に貢献したい、そんな思いから、ZettaJouleを立ち上げたることとなりました。
【住友商事での取り組み】
ZettaJouleを創業する以前、私は住友商事にて80億ドル規模のニッケル事業を含む資源開発の経営に携わっていました。ボリビアやマダガスカルといった新興国において鉱山開発に従事し、現地政府や地域社会、国際的なパートナー企業など、多様なステークホルダーを調整しながら大規模プロジェクトを推進。
そこで商社的なプロジェクトマネジメント力を培い、国際的なインフラ事業を推進する上での交渉力やリーダーシップ、リスクマネジメントの感覚を磨いてきました。巨大な資源開発は、資金・技術・規制・保険などあらゆる要素を組み合わせて初めて成立します。対立する利害を調整し、関係者全員にとって合理的な事業構造を作り上げることが不可欠です。
このスキルセットは、そのまま原子力の社会実装に応用できます。従来、原子力発電は国や大企業が担うべき分野とされてきましたが、政治的リスクや組織構造の硬直性が新規プロジェクトの障壁となっていました。だからこそ、スタートアップが旗を振り、投資家や国際パートナーとリスクを分担しながら進める余地があると確信しました。住友商事での経験があったからこそ、新エネルギーの社会実装という挑戦に挑めたのだと思います。
【今後の目標】
これからの目標は、高温ガス炉の実証炉を米国で稼働させ、その成果をもとに商用炉の展開へと進めることです。2030年代前半にはテキサスで実証炉を建設し、その後産業用の商用炉を起動するロードマップを描いています。将来的には、日本国内への逆輸入も視野に入れています。
私が目指すのは、単なる発電ビジネスではありません。高温ガス炉を通じて「熱市場」にアプローチし、鉄鋼・化学・石油精製など巨大産業の脱炭素化に寄与することです。これにより、世界のCO₂排出量を大幅に削減し、エネルギー安全保障を高めることができます。また、失われつつある日本の原子力技術の知見を若手世代へ継承し、未来のエネルギー産業を支える人材の育成にも力を注ぎたいと考えています。
日本が半世紀以上積み上げてきたクリーンエネルギー「高温ガス炉」の研究成果を、きちんと今の社会で活かしたいと思っています。世界が原子力の再評価を進める今こそ、日本発の技術を武器に国際的な競争の舞台に立つべきです。ZettaJouleはその先頭に立ち、産業界と社会に大きな変革をもたらす存在になることを目指しています。"
ZettaJouleでは、次世代エネルギーの社会実装に向けて、ともに挑戦できる仲間を求めています。エンジニア・技術職には、高温ガス炉(HTGR)をはじめとしたエネルギー技術への造詣が深く、スタートアップの場で自発的に開発に取り組める方を期待しています。Corporate DevelopmentやFinanceといった経営企画・事業推進の分野では、戦略立案力やファイナンス組成の知識を活かし、組織の成長を牽引できる能力を重視しています。
さらに、PRやマーケットアナリストの領域では、クリーンエネルギー市場への深い洞察と、社会的な意義を伝える戦略的なコミュニケーション力が求められます。今までにない新しい分野に積極的に挑戦し、成果を生み出せる人材を求めています。