異業種交流会参加者インタビュー

高木 様有限会社ピーエヌ・エー当社の業務への協力会社も出来ましたし、ビジ゛ネスマッチングでの依頼者も出てきました
まず御社の事業内容をお聞かせください。
当社は以前は印刷機械関係の業務をしておりました。そのとき機械の価格や機械の機能により契約後にユーザーより理不尽な値引き交渉に困っておりました。このような場合第三者判定業者があればよいのにと考えておりました。
当初は、上記の業務をする専門会社として作りましたが、業務を開始して方向として賃貸料、顧問料、大型カンバンの値引き交渉の依頼が多くなりこの分野に 注力するようになりました。これをクライアントにリスクの無いように完全成功報酬型で行っております。
賃貸料値下げ交渉の代行業者というのは、初めて聞きますが、そのような企業は他にもあるのですか?
この業務を専門にしているのは、現時点では当社(大阪本社)と東京に1社しかありません。
御社は大阪に本社がありますが、やはり対象エリアは大阪だけですか?
いいえ、東京にも専従スタッフがおりますし、案件にもよりますが北海道から沖縄まで、全国どこでも対応しております。
完全成功報酬ということですが、ビジネスとして成り立つのですか?
契約後すぐに交渉を行い資金回収まで平均20日程度です。早期回収が可能なビジネスですので、クライアントのリスクを無くすためにもこの方法をとっております。
賃料はどれくらい下がるものですか?具体的な成功事例をあげてもらえますか?
大型の場合、
月額500万円のスーパー関係で月額150万円の減額及び保証金の一部返却(30%の減額)
月額60万円のクリーニングチエン関係で月額8万円の減額
月額25万円のビューティサロン関係で月額4万円の減額(この会社の場合賃貸料は適正でしたので、赤字からの脱却をということで家主さまの協力を取り付けました)

これまでの最大の事例は、アパレル系企業様で60店舗の家賃交渉をご依頼頂き、3年間で総額4000万円のコスト引き下げに成功しました。
4000万円!!4000万の利益をだそうと思ったら大変ですものね
そうですね。売上で考えると数億ではきかないとおっしゃっていました。手前ミソですが大変喜んで頂きました。
実際にお願いすると、どのような流れになるのですか?
1.ご依頼があった場合、クライアントと打ち合わせを行い賃貸契約書のコピー(場合によっ
   ては貸借対照表のコピー)を頂き、当社と契約を交わし委任状もいただきます。
2.当社で依頼対象の周辺調査(現在の適正価格、土地評価額、家主さまの周辺等)
3.クライアウトさまと予定減額価格の打ち合わせ及び家主様訪問日の通知
4.家主さま訪問及び打ち合わせ(3回程度)
5.家主さまの回答報告
6.新たな契約又は覚書の作成
7.業務終了
といった流れになります。
御社にお願いするメリットは(家賃が下がる以外で)なんでしょうか?
大手は別ですが、賃貸されている顧客さまは、値下げ交渉をするとあとあと大変なことになるのではないかと、危惧される方がほとんどです。 借地法32条では、家主さまとの交渉は認められておりますし、このために出て行けとはいえないのです。とはいえ、直接面と向かっての交渉はなかなかできないものです。 当社は、クライアントと家主さまの関係を配慮しながら業務を進めますので、今までにもクライアントと家主の関係がおかしくなった事例は皆無です。仮に交渉が不調に終わったとしても、クライアントと家主さまに気まずい雰囲気は残りません。
御社にお願いすると、賃料が下がると期待していいですか(笑)?
現在までは、約90%を維持しております。 しかし世間で言う水商売関係は50%程度です。ですので多分90%の確立で・・・(笑)
最後に、弊社異業種交流会に参加してどのような方と知り合い、ビジネスに繋がりましたか?
参加して非常によかったと思います。当社の業務への協力会社も出来ましたし、ビジ゛ネスマッチングでの依頼者も出てきました。感謝いたしております。
ありがとうございました。