トップぺージ > おすすめ書籍 > 『未来に向けてスッキリ整理する! 新エンディングノート』~コロナ禍の今だからエンディングノートを書き始めてみました

おすすめ書籍

『未来に向けてスッキリ整理する! 新エンディングノート』~コロナ禍の今だからエンディングノートを書き始めてみました 2021/02/17

view 3481


 感染者数や死者数が新型コロナウィルスに関するニュースで毎日流れており、また芸能人の自殺も大きく報じられ、これまでよりも「死」に関する話題が多いと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

 でもエンディングノート、という自分が死んだ時などによって、意思を伝えられなくなった時のために書くこと、となるとそのうち書かなくてはと思っていても、目の前の事で精いっぱいで…という方も多いと思います。

 しかし『未来に向けてスッキリ整理する! 新エンディングノート』(出版社 : 秀和システム)を出された若尾裕之さんは、ご自身の体験から小学生にも講演を行ってエンディングノートを書くことを推奨されています。

 また著者の若尾さんはお父様を昨年亡くされ、コロナ禍の中、葬儀を行なったことも書かれており、そして私(コラム筆者)も実際にエンディングノートを書き始めてみたので、まとめさせて頂きました。


人生の最後をイメージして自分の人生全体を考える

 実は若尾さんは2007年に重度の肝炎で倒れ、奇跡的に助かりましたが、救命救急センターのベッドの上で臨死体験もされ、「人間の死ぬ確率は100%。人生は有限。限りある人生なら自分らしく生きたい」と考えるようになったということでした。
 またこれをきっかけに独立・起業され、現在、株式会社未来総合研究所の代表として「人生の最後をイメージして自分の人生全体を考える」ことをすすめられています。


コロナ禍の葬儀

 また若尾さんは昨年3月17日にお父様を亡くされ、新型コロナウィルスが感染拡大していた中での葬儀だったということでした。
 しかし本当に遺族の立場に立って対応してくれる葬儀社にお願いできたので、感染対策はもちろん、お父様が好きだった歌を流して頂き「父が歌っていると思って聴いてください」と参列者にお伝えすることができたそうです。
 そして「葬儀は一度きり」なので故人の思いを伝えるためにもエンディングノートを書くことの大切さを再確認されたということでした。


エンディングノートの効果!?

 そこで私もエンディングノートを書こうと思い、本書の記入欄を書き始めてみました。まず「幼いころの楽しかったこと」といったことから記入していくのですが、自分の潜在意識を発見していき、そしてその上で「人生の最後をイメージ」して「やってみたいこと」の欄を書こうと考えてみたところ、不思議なことですが、やりたいことが次々と浮かんできたのです…
 またそのために今日できることをやっていったところ、アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃとなっていき、エンディングノートの効果をいつのまにか体感しており、驚きました!

「未来に向けてスッキリ整理する! 新エンディングノート」 
若尾裕之著(出版社 : 秀和システム)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798062499

著者プロフィール

若尾 裕之(わかお ひろゆき)

株式会社未来総合研究所代表取締役社長、未来デザイン&マーケティングコンサルタント
元立教大学経営学部兼任講師。
日産自動車宣伝部時代には元大リーガーのイチローを初めてテレビCMに起用したイチロ・ニッサンキャンペーン等を担当。大病し死に直面し、人生観が180度変わったことから起業。
現在は講師の紹介・ビジネスコンサル・オンラインサロン主催。若尾自身も大学・企業・自治体などでの講演多数・著書多数、コメンテーターとしてのマスコミ出演多数あります。

<SNS等>
オンラインサロン『若尾裕之 未来交流会』オフィシャルサイト
https://camp-fire.jp/projects/view/275108
『YouTube』⇒http://www.youtube.com/channel/UC1vYCMHogRZZE94NscUBw5w?sub_confirmation=1
『Twitter』⇒https://twitter.com/miraikouryukai
『note』⇒https://note.com/miraisoken
『Clubhouse』⇒若尾裕之 @miraikouryukai






フレンドリンク 1upコラム編集部
執筆者:フレンドリンク 1upコラム編集部
「1up」コラムはビジネスパーソンにお役に立つ情報を掲載してまいります。

【フレンドリンク異業種交流会について】
フレンドリンク異業種交流会は「ビジネスパーソンの皆さんとって『価値ある出会いの機会を提供する』」ことをミッションに、2001年より異業種交流会を開催しています。
現在は東京、名古屋、大阪、札幌、福岡など全国の主要都市で定期的に開催、また経営者限定、女性限定、士業限定など様々なカテゴリーの交流会を開催、運営しています。
2019年の年間交流会開催数は906回。開催スタートから延べ75000人以上のビジネスパーソンに参加していただいております。
○フレンドリンク異業種交流会 公式サイト
https://friendlink.jp/

編集部おすすめ記事