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1UPコラム
第3章「人との出会いがすべての始まり」 第6項重要なのは「質問力」 2021/09/01
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第3章 第6項 重要なのは「質問力」
質問1つで引き出せる情報に雲泥の差が出る
異業種交流会やビジネスイベントで人とであったときは、その人と仲良くなって人脈として繋がっていくというのもひとつの目的ですが、自分の知らない情報を得る貴重な機会であることも忘れてはいけません。どの仕事でも一般には知られていない業界独自の情報というものがあります。
また各個人にも、人それぞれこれまの人生において得た知識や経験を持っており、それらを直接本人から聞くということはとても参考になるものです。
例えば、若いビジネスマンが経営者に会った場合、入社2~3年の若手が経営暦20年のベテラン経営者にすぐに親しくして欲しいと考えるのではなく、その人と出会えたこの機会にひとつでも多くのものを吸収しようと考えることも必要です。
はっきり言えば、交流会といえども、一度会ったからといって仲良くなるというほど世の中簡単ではありません。
しかも、立場が違えばさらに難しくなります。
ここで重要なのが「質問」です。
例えば、自分もいずれ会社を興したいと思っていることを伝え、そのうえで質問をするのです。
「どうして会社を立ち上げようと思ったのですか?」
「会社を立ち上げるために、事前準備はどのようなことをしたのですか?」
「会社を立ち上げたあとに苦労したことはありましたか?」
「どのようにして軌道に乗せたのですか?」
「自分が起業しようと思ったときには、どのような心掛けでいたらよいですか?」
などなど、聞けることは山のようにあります。
この質問に対する回答は、真にリアルな話であり、どんな回答を頂いてもとても参考になります。
そして、熱心に話を聞いているその姿勢をみれば、その経営者にしても「なかなかがんばっている見所のある若者だ」と目にとまり、少なくとも記憶くらいはしてくれるかもしれません。
これが重要なのです。
もし、若手ビジネスが経営者にこんな質問をしたとします。
「弊社人材派遣の会社でございまして、御社ではいま人材派遣を使っていらっしゃいますか?」
経営者は答えます。
「いや、使っていないよ」
この瞬間、この経営者の心理は「ただの営業か・・・」となります。
【ポイント!】恐ろしいのは、一度「ただの営業」と認識されてしまうと、交流会などでの短い時間で「見所のある若者」と印象を変えてもらうのはほぼ不可能です。
この2つの印象の違いが、その後どのような違いを生むかはお話するまでもないでしょう。
一事が万事、すべての出会いに同じことが言えます。
同じ出会いであっても、その質問一つでまったく結果が変わってきてしまいます。
例にあげた後者のような質問では、いつまでたっても人脈などできません。
人に出会ったときの質問力、ぜひ身につけておきましょう。
※次回は第3章 第7項「自分のPRは短く、でも的確に」に続く
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Web開発・コンサルティング会社の株式会社アクセルメディアも20年間経営したのちM&Aにて売却。
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