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コロナ禍に新事業を始めた経営者にインタビューをさせて頂きました! 2021/01/15
新型コロナウィルスの影響でさまざまな決断をされている方は多いと思いますが、大きい判断になることもあり踏み切れない方もいらっしゃると思います。
そこで昨年5月にレストラン経営を止め、すでに新規の事業活動を進めていらっしゃる
株式会社ハレプロ 代表の杉山晴美さんにお話を伺うことが出来ました。
笑顔でいることがテロへの抵抗
実は杉山さんは2001年アメリカ同時多発テロによって、ご主人を亡くされ、また当時3歳、1歳そしてお腹の中にもお子さんがいらっしゃったという普通の人には想像ができない衝撃的な経験をなさっています。その経験を綴った杉山さんの手記『天に昇った命、地に舞い降りた命―「9・11テロ」で逝った夫へ、残された子供達へ』は、テレビドラマ化もされ非常に多く人々にテロの脅威そして酷さを伝えるものとなりました。
普通の人では想像もし得ない経験をされている杉山さんですが常に穏やかで優しくニコニコとされています。
「笑顔でいることがテロへの抵抗」
と、テロへの恨みを持って生き、その恨みを暴力で返すという負の連鎖を、子供たちにはさせてはいけないという強い思いを持っていらっしゃるのです。
テロ事件から今年でちょうど20年がたち、現在3人の息子さんたちは立派に成長し大学に進まれているそうです。
晴れやかな笑顔をプロデュースしたい
杉山さんはメンタルケアを勉強し、傾聴活動もされていた中で、たくさんの方々が気持ちの整理をつけるためにも話しに来てくれる場所があるといいなという思いから、5年前にイタリアンレストランを始め、「ここに来れば心が晴れる」というコンセプトのもと営業をされていました。しかし残念ながら新型コロナウィルスの影響から地下の店舗だったことも考えられて、
「晴れやかな笑顔をプロデュースしたい」という信念には、場所に今はこだわらなくてもいいと気がつき、昨年5月に閉めることにしたということです。
そして笑顔のきっかけにはまずは洗顔が大切!ということで洗顔用の「SAKURA」石鹸のプロデュースをすでに開始されています。
ちなみにこちらは杉山さんご自身が幼い頃から肌が弱く、敏感肌でちょっとした刺激で顔が真っ赤に腫れることが多かったそうですが、安心して毎日使い続けることができるメイドインジャパンの自信を持っておすすめのものということです。
悲惨な経験でも悲惨な結果を生むものではない
そしてアメリカ同時多発テロの後、たくさんの方々の温かみから「悲惨な経験でも悲惨な結果を生むものではない」ということを身をもって分かっている、とおっしゃっています。
またコロナ禍は「起こってしまったもの」で変えられなくても無念や恨みを持って後ろ向きになる必要はなく、前を向いていい方向へ「その後を変えることはいくらでもできる」ので
「これからも困難なことは起こると思うけれど、気楽にいきます!」
と笑顔で答えてくださいました。
株式会社ハレプロ https://harepro.co.jp/
SAKURA石鹸 https://store.harepro.co.jp/sakura/
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