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【書籍紹介】テレワークの問題にも!「人事考課マニュアル」を作成すると!? 2020/08/28

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「社長、僕らをロボットにする気ですか?」(著者:中山 亮 出版社:good.book)

少し衝撃的な本のタイトルですが、著者の中山氏は、株式会社2.1の代表取締役として、これまで500社以上の企業に対し「マニュアルによる業務改善」を行い、
2019年より内閣官房「業務の抜本見直し推進チーム」アドバイザーに就任されていらっしゃいます。

しかしマニュアル導入を説明されるために行った会社で言われたことが、本のタイトルにもなっている「僕らをロボットにする気ですか?」という言葉だったそうです。


コロナ禍でのマニュアル作成

マニュアルに対しての抵抗感を思い知らされた経験だったそうですが、中山氏は
株式会社リクルート、プルデンシャル生命に勤務され、特にプルデンシャル生命のトップ営業担当者たちは機会があるごとに必ずマニュアルを読んでいたことなどから、マニュアルの価値に気づかれたということでした。

またマニュアルは「業務の可視化」「業務効率化」「生産性向上」を図れ、特に最近では新型コロナウィルスにより、テレワークについてのお問い合わせが多くなっているそうです。

テレワークをうまく進めるために、マニュアル化はもちろん重要ですが、ただしそこには「評価(人事評価)」がしっかり連動している必要がある、と述べられています。


「人事考課マニュアル」を作成すると!?

人事考課マニュアルの作成により、24.5%の離職率が5.4%に大幅に改善された会社もあるということです。
また、テレワークにありがちな経営者やマネジメント側が「今、コイツはサボっているんじゃないか」という懸念に対しても、マニュアル作成での解決法が書かれています。

ご興味のある方はぜひこの本をお手に取ってみてください。


マニュアルを作成してみました

実は私自身、時間をもっと短縮したいと思っていた業務があったので、マニュアルを実際に作成してみました。
すると作成開始30分ほどで、いつのまにか省いていた作業が見つかったり、いつも迷う所が分かったり、改善できる所が出てきたのです…
これには少し驚きましたが、最初から完璧なものを目指す必要はない、とも書かれていたので、まずは取りかかってみてマニュアルの効果をぜひ実感してみてください!






フレンドリンク 1upコラム編集部
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