フリーランスとしての心構え～えり好みはしない～ 2014/11/06

経営・起業ビジネス

フリーランスとしての心構え～えり好みはしない～

まずはやってみる事

フリーランスとして独立するためには、なにはともかく技術と考える方が多いように思います。会社勤めがそのまま将来の安定に繋がるとはとてもいえない今の世の中で、独立を夢見る人は多いでしょう。かくいう私もそのような夢を抱いた事があります。

幸いPC系の仕事に携わっているため、フリーランスになっている知人友人が何人かいます。中にはそのまま会社を起こし、全国でも知名度のあるSEO会社を立ち上げた人もいます。彼らから話を聞いてみると、一番大切なのは技術ではなく、やってみる事だ、と口を揃えます。技術がたとえあっても仕事が入らなければ収入はありません。独立してすぐに仕事がもらえる程の人脈、営業力があれば別ですが、多くの場合、受注が入らない事が困難な問題として立ち塞がるそうです。

どのように仕事を受注するのか

では彼らはどのようにして仕事を取っていったのか。ほとんどがまずSOHOから開始しているのですが、内容は不問でどんな仕事でも進んで取り組んだとの事。若干言い方は悪いですが、出来るできないよりもまずやる事、を一番に考えたそうです。

例えば私はホームページ製作を中心に仕事をしていました。HTML、CSSのようなWEB技術は不自由なく扱え、知人のつてではりますが、その縁で本業以外のサイトに携わった事は何度かあります。しかし私は、PHP、flashなどは知識がほとんどありません。これまで、できないの？と質問を受ける事があったのですが、正直に出来ないので受ける事は出来ません、とお断りしてきました。しかし彼らに話をすると、話があったのならば喜んで絶対に受けるべきだと言います。まずその時点で自身で勉強すれば良いわけで、仮にそれが習得が出来ずとも、今度は自分がどこかに発注すれば良いじゃないか、という事でした。もちろんこれは無責任に引き受けるという話ではありません。それ位前向きに取り組めという話なのでしょう。

すべては覚悟を決めるところから！

独立とは会社に頼らず、自分自身の腕一本で生活していく事。やるからにはそれ位の覚悟で行うべきなのでしょう。残念ながら私にはまだそこまでの自信はありませんが、そういう気持ちが彼らを成功に導いたという事は分かりましたし、とても参考になりました。このように相談に乗ってもらえる先輩を見つけるのも必須でではなくても、大きなポイントになるのではないかと思います。

執筆者：フレンドリンク　1upコラム編集部

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