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1UPコラム

第3章「人との出会いがすべての始まり」 第2項誰に狙いを定めて話にいくか 2021/09/01

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第3章「人との出会いがすべての始まり」 第2項誰に狙いを定めて話にいくか
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第3章 第2項 誰に狙いを定めて話にいくか

参加者リストだけに頼ると出会いの魅力は半減

 異業種交流会や各種のビジネスパーティーにおいて「誰と話をするか」は非常に重要です。
 私が主催している異業種交流会でもそうですが、多くの場合「参加者リスト」を配布しています。そのなかに名前や仕事内容、会社名などが記載されていますので、それを見て、よさそうな人をピックアップし、その方を探して話をするということを多くの人がしています。
 そして口々にこう言います。
 「参加者リストがあると話をする相手を明確に選別できていいですね!」
 「参加者リストを見る限り、今日はあまり良い人はいませんね」
 皆さん、参加者リストを上手く使っています。いや、上手く使っていると思っているようです。
 そういう人たちを見て、私はこう思うのです。

 「そうじゃあ、ないんだよなぁ」

 もちろん、常識としては参加者リストで話をしたい人の目星をつけておいて、その人に話をしにいく、というのが効率的な交流会の動き方として認知されているのは知っています。

 しかし、私がもう何百回も交流会を主催(あるいは参加)して言えるのは、参加者リストを手がかりに相手を見つけて話をしても、たいしたつながりにはならないということです。
 リストに書いてある内容はあなたのニーズにぴったりでも、人としてキャラクターが合わなかったりすれば以後のつながりにはなりませんし、もしくはリストに書いてあることがニーズとピッタリだったのに、いざ実際に話をしてみるとホントはちょっと提供サービスが違うなどということが実に頻繁に起こります。
 はっきり言ってしまうと、9割方そんな感じです。
 実は、それこそが大いなる時間の無駄だったりするのです。


見るのはリストではなく“オーラ”

 ではどうすればよいのか?
 私の持論で言えば、「見るのなら、リストではなく『人』」となります。
 「人」と言っても「その人の心の中の人間性を見抜く」とかそういう難しいことを言っているわけではありません。

【ポイント!】その人の顔を見て、なんとなくフィーリングで探すのがお薦めです。

 人にはそれぞれ「好み」というものが存在します。男性、女性、問わずありますよね。
 その好みを頼りに、話したい人と話をしてみるのです。
 そうすると、たいてい気が合います。
 人の特性で、自分が好感を持つ人は、たいがい相手も自分によい印象を持ってくれています。その逆もしかりです。
 相手の「空気」が、なんか自分と似ているなあと思って話をしてみると、その人の前職が自分と同業で、転職したてだったのでリストにはまったく違うことが書いてあるという例を、それこそ私は何百回も見聞きしてきました。

 「なんだよ、勘に頼れって言うのかよ!」
 と思うかもしれませんが、これが結構有効なんです。

 ぜひ一度騙されたと思って試してみてください。

※次回は第3章 第3項「名刺交換で相手に強い印象を与える」に続く

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諏訪 功
執筆者:諏訪 功フレンドリンク異業種交流会 代表者 , 東京都
 フレンドリンク異業種交流会の創立者。2001年よりフレンドリンクを立ち上げ20年以上に渡り運営。「価値ある出会いを一つでも多く作る」をミッションに主にビジネスパーソンの出会いのプラットフォームを構築。
 Web開発・コンサルティング会社の株式会社アクセルメディアも20年間経営したのちM&Aにて売却。

著書:仕事もお金も情報もみんな『人』からやってくる(こう書房)
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○株式会社アクセルメディア 創業者(元代表取締役)
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