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デキるビジネスパーソンとお稲荷さんの深い関係 2016/02/04

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デキるビジネスパーソンとお稲荷さんの深い関係


2016年2月6日は「初午(はつうま)の日」

2016年2月6日。この日が何の日か、ご存知ですか?
 あまり知られていませんが、2月6日は今年の「初午(はつうま)の日」です。
ビジネスパーソンが願わずにいられない「商売繁盛」。そのご利益がある稲荷神社(お稲荷さん)で盛大に執り行われる年中行事です。

全国のお稲荷さんの総本宮である伏見稲荷大社。その御祭神である稲荷大神が稲荷山に鎮座したのが初午であったことに由来しています。毎年2月はじめの午の日が初午で、日にちは暦によって毎年変わります。

商売繁盛の神さま、お稲荷さん

全国に実に5万社以上あると言われているお稲荷さん。
なぜこんなに多いのでしょうか? 
それはお稲荷さんが稲作の神さまだからです。
特に昔は、豊作になるかどうかは日本人にとって死活問題でした。お稲荷さんの力を借りて五穀豊穣、商売繁盛を願ってきた私たちにとっては、非常に身近な存在と言えます。何気なく初詣に行っていた近所の神社が、実はお稲荷さんということも珍しくありません。

都会のビルの屋上にある、赤い鳥居の正体

現代にも稲荷信仰は深く根付いています。伏見稲荷大社には、個人はもちろん、数多の企業による鳥居が奉納されています。
公式サイトによれば、大きさや設置場所によって異なりますが、初穂料は最低でも17万5千円、中には100万円以上になるものも。
稲荷山の参道には、頂上に向かい、約1万基の朱色の鳥居が延々と連なっています。実際に参道を歩くと、人々の願いの切実さを感じ、思わず圧倒されてしまいます。

また、企業のビルの屋上にお稲荷さんが祀られていることもあります。
非公開であることが多く、存在は一般にはあまり知られていません。
しかし定期的に宮司を招き、社員一同が参拝するなど、熱心な企業もあります。
「商売繁盛」。ビジネスパーソンにとって、実はお稲荷さんは切っても切れない存在なのです。

全国のオススメお稲荷さん

せっかくお稲荷さんのパワーをいただくのであれば、ぜひ初午の日に参拝することをおすすめします。
伏見稲荷大社まで足を運ぶのもいいですし、身近にあるお稲荷さんを参拝するのもいいでしょう。
笠間稲荷神社、豊川稲荷などは有名です。

笠間稲荷神社(茨城県笠間市) http://www.kasama.or.jp
豊川稲荷(愛知県豊川市) http://toyokawainari.jp
伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区) http://inari.jp

また、都内のビジネスパーソンがよく訪れるお稲荷さんもあります。

穴守稲荷神社(東京都大田区) http://anamori.jp
東京赤坂豊川稲荷別院(東京都港区) http://www.toyokawainari-tokyo.jp

「ないもの」ではなく「あるもの」に目を向ける

新年がスタートして約1ヶ月が経過しました。
目標達成に向けて、順調に進んでいますか? 
私たちは「ないもの」を追い求めがちです。海外への展開、他社にない新製品、流行りのITツール…。
しかし今一度「あるもの」に目を向けることも大切なのではないでしょうか。
あなたの目の前にいるお客さんが求めているのは、あなたがすでに持っているものなのかもしれません。私たちは、素晴らしいものをすでにたくさん持っているのです。それらをないがしろにせず「あるもの」に目を向ける。
そうすることではじめて、さまざまなものを受け取れる準備ができるのだと思います。

古き良きものに目を向けることで、気づくことがある。

だからこそ、デキるビジネスパーソンは、お稲荷さんを参拝するのかもしれません。

ぜひ、初午の日にお稲荷さんの力を借りてみてはいかがでしょうか。きっとあなたの背中を押してくれるはずです。






村川 里美
執筆者:村川 里美REVERB Writing代表・ライター
Webコラムからブックライティング、文章を用いた個人ブランディングまで、文章全般を請け負うライターです。
自身のFacebookブランディングをはじめて30日目に1000いいね!、32日目に友達5000人を達成。
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