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1UPコラム

ユーチューバーだけでなくZOOM画面から発信できるからこそ 元芸人さんに聞く!気を付けると良いこと 2020/06/26

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ユーチューバーだけでなくZOOM画面から発信できるからこそ 元芸人さんに聞く!気を付けると良いこと


 コロナ禍により、ZOOMなどでオンライン会議を始めた方の中には、ZOOMではパソコンなどの「画面から」参加者に発信をし、まるでテレビのように自分が映るので、戸惑う方も多いかと思います。

 今まではテレビに出るタレントさんや、ネットでもユーチューバーなど、画面に出る人はある程度決まっていた所もあると思います。
 しかしZOOM会議の参加も「画面からの発信」とすると、アフターコロナではだれもが画面から発信するように変化したのかもしれません。

 そこで長年テレビに出るお仕事をされ、司会業やフレンドリンクZOOMオンライン異業種交流会を開催している元芸人の松稔(まつ みのる)さんから、日ごろから意識されていることや、オンライン異業種交流会で気を付けていることを伺い、ZOOMをより使いこなすポイントを伺いました!

元芸人松さんに聞く!ZOOMで気を付けると良いこと♪


1.カメラ位置

 スマホやパソコンを机の上に置いてやられている方が多いと思いますが、下から映すと顔の輪郭や印象も変わってしまうので、カメラ位置を気にされると良いそうです。

2.下を見ない

 ついつい書いてあるものを読みながら話をしてしまいがちですが、テレビでアナウンサーや司会の方ができるだけ原稿を見ないで進行をされている方が、説得力があると感じると思います。
 松さんもメモを途中で実は読んでいるそうですが、画面に映るときはそう見せないようにされているということです。

3.照明

 ユーチューバー用に真正面からの照明があり、最近は人気だそうです。
そういったものも使うと映りが良くなるそうです。

4.ワイプと思って笑顔でいる

 他の方が話している時、笑顔でいるだけで円滑に場が進むそうです。
 ワイプ(テレビ画面の隅にタレントさん等の反応している所を映している小窓)に映っていると思って、笑顔でいるのも大切ということでした。

また、Zoomでのセミナー・イベントなどの進行については、

5.残り時間を意識する

 Zoomで残り何秒と表示が出た時、何を話したらいいのか分からなくなってしまうと思います。
ちなみに松さんは、ケツ(終わり)は合わせるように今まで仕事をされてきたそうです。ただ、きちんと終わるようにするためには、「普段からの練習」だそうですが、「残り何秒」と参加者全員に声掛けをするだけで、話足りない人や話が途中で終わってしまう人を少なくすることはできるということでした。

6.進行どおりにやらない

 少し上級者向けですが、型通りに進行をしないというのも、心掛けているということでした。
 オンライン会議だけでは雑談がなくて、新たな発想が生まれないということもあるようですが、あえて外したりすることによって、アドリブ力が出てくる、そうです。

 いかがでしたでしょうか?
 教えて頂いた松さんからは他にも、ZOOMだと参加者の発言と発言の間に「間」ができてしまうので、そのあたりも気を付けているということでした。
 また他にも長年の勘のようなもので、無意識にされていることがあるような気がしたので、またまとまりましたら第二弾として報告したいと思いました!


今回お話を伺ったのは

元芸人(吉本興業・ホリプロ所属) 松 稔さん
https://www.facebook.com/minoru.matsu/

■プロフィール
コント松竹梅のリーダーとして「お笑いスター誕生」準優勝(優勝者はウッチャンナンチャン)
現在お笑いプロデューサーとして、お笑いライブ・お笑いタレントの発掘・ 育成・お笑い塾「笑門福来(ショートフライ)」の顧問をしている。
直接指導した芸人に、幹てつや・さまぁ~ず・イジリ岡田・スマイリー菊池・ 神奈月・鳥居みゆき・超新塾・はなわ・カンニングなど





フレンドリンク 1upコラム編集部
執筆者:フレンドリンク 1upコラム編集部
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