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1UPコラム

あなたの職場にこんな悪循環はありませんか? 2015/05/01

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あなたの職場にこんな悪循環はありませんか?


よくある職場の悪循環です。

1.休職者が発生する
2.優秀な人の負担が増える(あくまでも優秀な人というところがポイントです)
3.優秀な人が疲弊する
4.優秀なひとだけ辞める
5.職場力低下
6.(また)休職者が発生
というものです。


職場では頑張る人が、損をしてそれほどではない人が(実は)得をしているというケースがあります。
そのような状況ですと、長期的に見て頑張る人は減っていきます。その後職場の活性化も減っていきます。
そのような職場では楽しくないですよね?


本コラムを読まれているビジネスパーソンは、
部下を持たれている方も多いかと思います。いわば職場の要です。
このような職場の悪循環はどのように解決すべきでしょうか?

まずは、職場で一番頑張っている人あるいは、どうしてその職場が回っているのかを考えることです。
ご自身だというケースもあるでしょうし、あるいはベテランの事務の○○さんというケースもあると思います。

そのような人に対して感謝の気持ちを伝えることや、さりげなく仕事をフォローすることにより職場の雰囲気も良くなり、上記悪循環を断つことができるかもしれません。 あるいはご自身のみが頑張っているなと感じたら、そのような状況をどうすれば周囲に伝えられるかを考えることにより、これまでとは違う循環を生み出すことができるかもしれません。

大切なのは、職場に悪循環が維持されていないか、もし維持されているなら維持要因は何か(原因ではなく維持要因というのがポイントです)を考えることです。
まずは今日から職場での頑張っている人探しをしてみませんか?






植田 健太
執筆者:植田 健太Office CPSR 代表
臨床心理士・社会保険労務士事務所
東京都町田市中町1-4-2 町田新産業創造センター2F
Tel:03-6384-7472 Fax:050-3312-6880
【事務所HP】http://cp-sr.com/

日本唯一の臨床心理士・社会保険労務士事務所であるOffice CPSR代表。
キヤノンアネルバ株式会社およびキヤノン株式会社で約10年人事を経験後、Office CPSRを設立。
著書・論文として、EAPハンドブックや数々の論文を公刊
ストレスマネジメントの研究で、国際健康心理学会での受賞歴を有している。
「頑張る人がより頑張れる環境作りを」をモットーに、単なるメンタルヘルス対策にとどまらない、好循環を生む職場環境作りを得意としている。

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