「死ぬほど」頑張っても結果が出ない理由 2015/05/04

ビジネス

私は、対人恐怖症です。

今でこそコンサルタントという仕事をしていますが
あがり症で人みしりで、初対面の人と会う約束があると
キリキリお腹が痛くなって

「相手の都合が悪くなって、キャンセルしてくれないかなあ」
と考えているダメ人間です。

サラリーマンをやめて独立したときも
始めからコンサルタントだったわけではありません。

誰とも顔を合わせずにできる、ネットショップを経営していました。

しかし、相談できる師匠や先輩を持たず、本やインターネットから集めた情報だけで成功できるほどビジネスは甘くありませんでした。

事業を軌道に乗せられず悩んでいた私は、いっそうビジネス書を大量に読んだり、高額なビジネス教材を買いあさるようになりました。

しかし、そういった本や教材で手に入るのは

「多くの人に役立つ」

いわば”最大公約数的”な情報です。

それらの情報を活用して成果を出すためには個別の状況にあわせて応用しなければなりません。

応用するには、自分のアタマで知恵を絞るしかないのです。

私は朝、目が覚めた瞬間から眠りにつくまで、そして夢の中でも、まさに24時間ビジネスのことを考えていました。

成功していない自分の判断

それでも、うまくいかなかったのです。

最終的に事業はたたむことになり、借金だけが残りました。

再起をかけるため、私はアルバイトで生活を繋ぎながら、あいかわらず誰にも会わずにインターネットでカチカチと情報を集め続けていました。

情報源は、ビジネスで成功している人たちのブログやメルマガです。

そんな当時、私はあるメルマガで、次の言葉に出会ったのです。

「成功していない自分の判断を、信用しないでください」

その言葉を目にした瞬間、私は
ガツン
と頭を殴られたような気持ちになりました。

「今までと同じ考えと行動で、いくら努力の量を
増やしても、うまくいかない」

と気づいたのです。

その日から、私はそれまで持っていた
「成功していない自分の判断」をたたき捨てました。

執筆者：出口稀一

『90日で売上を3倍にするホームページの作り方』を教えるコンサルタント、コピーライター。

公務員を辞めて起業したものの一度は事業に失敗し、
多額の借金を背負う。
その後メンターとの出会いをきっかけにビジネスを1から学びなおし、コンサルタントとして再起。
現在は、関東・九州地方の個人、中小企業経営者の起業、
売上アップ、ブランディングを数多くサポートしている。

モットーは
「本人よりも、クライアントの成功に本気になる」

【夢実現コンサルタント出口稀一のブログ】
http://yumejitsu.com/

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