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1UPコラム

女性の働き方 ~“起業”という選択肢~ 2015/09/29

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女性の働き方 ~“起業”という選択肢~


女性の働き方は、出産、子育て、介護、パートナーの転勤など、周囲の環境に大きく左右されます。

そして、自分だけの意志や都合で動けないのが、特徴として挙げられます。

どんな環境や状況であっても続けられる、また自分のペースで成していける仕事のカタチとして、“起業”という選択肢を持って欲しいと、私は思います。

起業といっても主婦のプチ起業、ママのおうち起業、OLさんの週末起業、本格的な経済自立を目指した本気起業など様々です。

その中で、「好きなことを」「自分のスタイルで」「自分らしく輝く」ための自己実現として、自身のやり方を徐々に定めていくと良いのではないでしょうか。

共通しているのは、柔軟な働き方ができる「3つの自由」があること。

1つ目は、「時間の自由」です。正社員、派遣、パートにかかわらず、会社に勤務していると、勤務時間や通勤時間が拘束されます。休みも取りにくいですし、仕事以外の予定をその時間に入れることは出来ません。

しかし、起業をすれば1日24時間を自分の好きなように使えます。家族の行事や病院、子どもの送迎なども、自分の中でスケジューリング出来ます。

2つ目は、「仕事の自由」です。自分の好きなこと、得意な分野を仕事にできます。好きなことを仕事にできるなんて、嬉しいですよね。

3つ目は、「お金の自由」です。自分で頑張った分だけ稼ぐことが出来、自分の収入を自分で決められることになります。

どうでしょう?
起業はいいことづくめでしょうか?

そうではないことも、皆さんはお分かりですよね。

時間の自由といっても、24時間365日仕事詰めの日々になることも考えられますね。
実際に休日といっても、仕事のことが頭から離れなくなります。

仕事の自由といっても、好きなことばかりをやるわけではありません。経理など苦手なことも自分でやらなければなりませんし、出来ないならお金を払ってお願いしなければなりません。

お金の自由も、自分が体調不良で倒れてしまえば、元も子もありません。また、軌道に乗る前に事業が思うようにいかなければ、それこそ生活も出来なくなります。

簡単に言えば、起業は誰でもできますし、今日からだって出来ます。しかし、難しいのは、「継続して」「稼いでいく」ことです。

それでも自分の好きなことで起業したい、自分が主体になって人生を切り開きたい、人生に悔いを残したくないと思っている女性の皆さん!

事業計画・資金計画をきちんと立て、準備をしっかりして新しい一歩を踏み出しましょう!





諸井 佳子
執筆者:諸井 佳子行政書士諸井佳子事務所 代表 , 埼玉県
財務省(旧大蔵省)大臣官房秘書課・国際金融局国際機構課に8年勤務、その後5年間の法律事務所勤務の後、結婚し専業主婦へ。
平成10年度行政書士試験に合格するも、双子の子育て中心の生活スタイルを崩さず。
子どもたちの中学入学を機に、独立開業を決意。許認可申請、法人設立、創業融資など起業支援を業務とし、セミナーなどを開催している。

【業務案内】
当事務所は、法人設立(株式、一般社団、NPO)、運送業・建設業等許認可申請及びコンサルティング、創業融資などの起業支援、相続・遺言を主な業務としています。

【事務所HP】http://kigyo.office-moroi.com/

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