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【起業準備】起業に必要な「リズム」とは? 2015/12/16

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【起業準備】起業に必要な「リズム」とは?


このコラム、ずいぶんご無沙汰してしまった。
特に忙しかったわけでもなく、他人様に言えない事情で雲隠れしていたわけでもないのだが、ちょっとしたこと(環境の変化)がきっかけでリズムに変化をきたし、一気に書けなくなり何か月もご無沙汰してしまう結果に。

「起業」にリズムが必要な理由

起業も「リズム」が肝要。
現在就業しながら起業に向けて準備するのであれば特に。
なぜなら、起業のために退職し準備に1日24時間を費やせるのであれば、「起業のためのリズム」で生活できる。よって睡眠と食事以外は起業準備の生活。集中して「リズム」のある生活つまり起業準備ができる。

ところが現在就業中の方はそのような生活はできない。
睡眠と食事と起業準備のほか、現業がある。現業で収入(給与)を得ている以上これを粗末に扱うことはできないし、そんな人は独立すべきではない。
しかし、起業準備も現業も粗末にできない。どちらも100%の力と時間で臨みたい。

「起業」にリズムとは

そこで必要なのが「リズム」である。
「①食事と睡眠」「②現業」「③起業準備」のカテゴリーのうち、「今、どれを最優先にすべきか」を常に問い、最優先すべき事項に没頭する。
もちろんそこには起業の準備計画を踏まえたものでなければならない。
はじめのうちは「②現業」と「③起業準備」いったメリハリのある生活によって自分の中でモード切替が行われる。
やがて近い将来、就業先では退職に向けた準備が始まり次の担当者へ引き継ぎ作業が行われる。
すると「②現業」というカテゴリーの選択の回数は自ずと減少し、やがて「①食事と睡眠」と「③起業準備」しか選択されなくなる。

こうして晴れて独立できるのだ。





坂井 陽介
執筆者:坂井 陽介グッドフェローズグループCEO
一人社長アドバイザー/経営コンサルタント/ファイナンシャルプランナー

1974年生まれ。大学卒業後、予備校講師を経て25歳でアリコジャパン(現メットライフ生命)の保険代理店を開業。1年目より優績代理店として評価を得る。27歳で事業拡大を目指し学習塾を買収。杜撰な事業計画のため半年で学習塾を閉鎖。この時の負債総額は約3000万円にのぼり、保険代理店事業を二束三文で売却。その後、売却先の保険代理店や不動産仲介会社に勤務し5年で債務を返済。
現在は「一人社長アドバイザー」としてこれまでの成功と失敗に基づき、独立間もない一人ないし少人数で経営する企業・団体のための開業準備支援、事業運営に関する助言、事業計画に関するコンサルティング、経営者専門のファイナンシャルプランナーとして事業計画に沿ったファイナンシャルプランニング等を5年で計260件以上携わる。
趣味は酒宴に参加すること。

【ホームページ】
http://www.g-fellows.biz

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