『やらされ感』では良い結果は得られない 2016/05/13

ビジネス

先日のスポーツジムでの出来事。

その男性はロッカールームで、
ベンチに座り、深いため息をついていた。

あまり見かけないその男性は、
おそらく最近の入会者だろうか？

その男性の知り合いだろうか
同年代の四十代男性が、
「無理するな、まだ1週間しかたってないだろう」

ため息をついた男性は、
「本当は、こんなこと（運動）したくないんだよね」

でっぷりとした腹と、まん丸の肩が、
もう一度ため息をついた。

◆

私が、スポーツジムに入会した時の理由は、
糖尿病予備軍一歩手前、痛風になるよ！と
医師からの宣告。

自重を支えきれなくて、
アキレス腱断裂。（ちょっとした駆け足で・・・）

私にも、その男性の気持ちが、よくわかります。
今まで、好きで太ったわけではないだろう。
仕事に追われ、深夜の食事が当たり前、
付き合いのお酒、高カロリーのつまみ。

肥満への条件は、慢性寝不足と共に、
すべて揃っている。

1か月後、“ため息”君に話しかけた男性が、
談笑の中で、「あいつ、2週間しか持たなかったな・・・」

今、折角高い入会金を支払い、通い出したスポーツジムに
『効果が出ない』と苦情を漏らす会員があると聞く。

スポーツジムのシステムは、ほとんどは
基本、自分自身がどうトレーニングするかを決め、
コツコツ行う。

勿論、パーソナルトレーナーを抱えられるほど、
資金面に余裕あれば別だが・・・

皆さんも、スポーツジムに通う予定がある、
既に通っている方はいらっしゃると思います。

もし、先ほどの“ため息”君のように、
「なぜ自分が、ここにいるのか？」
「なぜ自分が、トレーニングしなければならないのか？」
疑問を持っていませんか？

当然のことながら、明るい未来（痩せている自分）に
期待して、奥様の期待に応えるべく、頑張ってらっしゃると
思います。

是非、考えてみてほしいんです。
ご自身のために、ご自身が意志力を使わないで、ダイエットする
ということを。

誰かのために、
誰かに言われたから、
または、出世のために？

こんな、『やらされ感』では、
ほぼ、良い結果は得られません。

もし、このコラムを読んでいただいているあなたが、
思い当たるのであれば、
「痩せる」という結果に、固執しないで、
楽しく痩せるためには、どうしたらいいんだろう。
って、考えてください。

苦しいトレーニングや、食事制限、〇〇抜きを是非、
やめてくださいね。
やめることも勇気です。

今後も、
役に立つ情報をご提供したいと思っています。

ダイエットコーチ談