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1UPコラム
幹事のススメ ～キーワードは「信頼」～ 2016/07/01
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幹事の役割
皆さん、職場での社員旅行や、飲み会、社内イベントなどの幹事を任された事は、ありますか？上司から任命されてしまい、仕方なく引き受ける方が大半で、自分から、幹事をやりたがる人は、あまりいないと思います。大変ですからね（笑）
忘年会や新年会、歓送迎会などの「宴会」ひとつとってみても、
当日を迎えるまでの準備として、
日時の決定、会場予約（下見、施設との打ち合わせ）、参加者への案内・呼びかけ、出欠確認、会費の徴収、席順の確定、レクリエーションの企画・手配など数多くの事を、
本業の仕事もしながら、進めなくてはなりません。
出欠確認の期限を設けても、中には1人や2人は期限を守らない方もいるでしょうし、
幹事の事など考えず、好き勝手な事ばかり言う人も、きっといるでしょう。
また、上司などへの事前の根回しが必要な事も多いかと思います。
そして、当日は当日で、受付、進行、支払いなどで、幹事さんが、ゆっくり歓談できる時間は少ない様に思います。
場合によっては、会費の追加徴収や二次会の手配、さらには、酔っ払いの介抱という
「おまけ」まで付いてくることもあるかと思います。
本当に、ご苦労様でございます。
多くの幹事様と接して感じる事
私は、毎月多くの団体、企業の幹事様と、お打ち合わせ～当日までの対応をさせて頂いておりますが、皆さま、本業がお忙しい中、本当に、よくご準備されていらっしゃるなと感心いたします。（中には、ごく一部ですが、例外も、ないことはないですよ（笑））
幹事の役割を上手に全うされる方は、本業でも、実力のある方が多い様に思います。
上記の様な幹事の役割は、簡単に言うと、準備→実施→精算となる訳で、
「プロデューサー」そのものだと思います。
・ひとつの案件を、きちんと完成させ、予算内でまとめる事。
・目配り、気配りが出来て、全体を見れる事。
・きちんと自分の時間を管理できる事。
・関わる方全てを満足させる事。
これらは、ビジネスと全く同じですよね。
成功して、信頼を得て、本業にも良い効果が出たり、お仲間から労いの言葉を掛けてもらって、悪い気はしないでしょう。
そんな大変な「幹事」の仕事ではありますが、一度は、経験されて損はないかと思います。
ただし、あまりにも完璧にこなして、とてつもない「信頼」を得てしまい、「名幹事」の称号を欲しいがままにして、毎回、依頼される様になってしまっても、当方は一切の責任を負いかねます（笑）
ご拝読賜り、厚く御礼申し上げます。
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執筆者：寺野 良祐
1973年生まれ 東京都出身
大学時代の飲食店でのアルバイトを通じ、サービス業・接客業に魅力を感じ、新卒で栃木県の温泉地にある大型観光ホテルに入社し、宿泊部門・予約部門・料飲部門を経験。
その後、宿泊特化型のホテルチェーンにて、オペレーション全般・営業・新規開業・地方のホテル再生事業に携わったのち、温泉テーマパークの、団体セールス・館内オペレーションに従事。
現在は、シティホテル・バンケットの営業、企画を担当。