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1UPコラム

創業者で始まり、創業者で終わる。 2016/11/29

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創業者で始まり、創業者で終わる。


1129000社
この数字は、
30年間に、中小零細企業がへった数だ。
倒産した数ではなく、減った会社の数。
これだけの数の会社が減った。
この期間に、
開業してる会社もたくさんあるから、すさまじい数の減少だ。

薄っぺらいコンサルタントや、
無責任な自己啓発セミナーは、
アホみたいに増え続けるが、
会社の数は増えない。
現実って、滑稽。

経営は難しい。
本当に難しいと思う。
当たり前の話だし、
一期目に結果を残せたとしても、二期目の不振で倒産していく会社は無数にある。

結果を出し続けることが前提であって、最低限の繰り返しに過ぎない。
繰り返し繰り返し、
結果を出す。
例えば、
今期は収益の確保ができた。
但しそれは、
ゴールでもなければ、継続を約束されたものでもない。
来期は、
もっと、
もっと、
頑張らないと、

ずっと、
ずっと、
儲けるってことは、
そうです。
永遠に、
お客様に支持されるということ。
よく言われることで、経営に終わりは無いのだ。
しかし、現実は甘くない。
100年経営ができた会社は数えるほどしかない。

大半の、
ほとんどの会社は、
創業者で始まり、創業者で終わる。
ココ、
大事です。
創業者で始まり、創業者で終わる。

続けたい。
継承したい。
経営者はみな思う。
であるなら、
辛くとも逃げ出さず、
ひたすら没頭し出来たときの、あの達成感を忘れてはならない。
日々、
お客様のご支持を頂戴し、
使命感を持ち、
この社会にとって、
ぜったい必要なサービスをつくり続けなければならない。

大半は苦労の連続であり、
たくさん頭を打ち、たくさん勉強をする。
ひとつひとつ実績をつくり、一歩前へ進む。
眼前がどんなに真っ暗でも、
大きな壁が行く手を塞ごうとも、
その未来、
狭まる遥か向こう、
希望の灯りが揺らぐなら、
腹の底から沸き上がる志、
立ち向かうテーマがあるかぎり、
前進しなければならない。
歩みを止めたとき、
会社の鼓動も、止まる。

笑ってしまうくらい、
我慢が必要なときが多くて長い。
経営は難しい。
困難な状況も変わらない。
厳しい環境も変わらない。
そんな中、
歯をくいしばり、
経営者は、結果を出す。
毎年毎年、結果を出す。
会社を成長させ、
永遠に、
継続しなければならない。





保 喜博
執筆者:保 喜博株式会社テンプラス 代表取締役

はじめまして、テンプラスの保喜博(たもつ よしひろ)です。
東京、名古屋、福岡、沖縄の「フレンドリンク」でお会いした方もたくさんおられると思います。
お蔭様でフレンドリンクで交流会を主催し始めて16年目、株式会社テンプラスも19期目に突入しました。(2018年現在)
いつもありがとうございます。皆様には感謝しております。
そこで、交流会15年!会社経営18年!のキャリア?を活かして、起業と会社経営について、思うところをビシバシ書いていこう思います。

私は、大阪港区で100年つづく米穀商の3代目です。大学を卒業し、大手の総合小売業に就職しました。愛社精神の塊で、24時間365日走り続けた10年でした。仕事が楽しくて楽しくて、明るく元気な最高のサラリーマン時代を全国で過ごしました。
しかしながら、その会社の経営難もあり、退社をして大阪に帰りました。久しぶりに大阪の街を歩いてみると、商店街の2代目3代目の商店主は疲れきっているし、お店のシャッターがどんどん閉まっていくのを目の当たりにし、「この状況を何とかできないかな」と感じ、テンプラスを18年前に創業しました。

経営理念であります、ジモト還元!チイキ貢献!ビジネスをモットーに単純に儲けることだけを考えるのではなく、地域社会にどのような貢献ができるかという視点で、サービスをつくっています。
創業20年に向け、やはりテンプラスは、果敢に新しいビジネスにチャレンジしていきます。
コラムでも、よろしくお願い致します。

株式会社テンプラス
URL: http://tenplus.co.jp

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