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サッカーも日常を取り戻している!? 2020/09/25

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サッカーも日常を取り戻している!?


 試合開始の2時間前、埼玉スタジアム最寄りの浦和美園駅には、すでにたくさんの浦和サポーターが集結していました。
 「浦和レッズ対川崎フロンターレ」は、9月20日の日曜日に開催されました。週末であり、例年であれば川崎サポーターも多数参戦するため、50,000人以上入ってもおかしくないゲームです。しかしながら本日は、新型コロナウイルスの影響で観客人数を7,000人としている『超厳戒態勢』の試合でした。


徐々に緩和される制限

 しかし、それまでの試合では観客は拍手しかできず、もちろん声を出しての応援は禁止でした。本日も応援歌(チャントと呼ばれます)を歌うことはできませんが、ローストチキンや焼きそばなどを販売する「スタジアムグルメ」がスタジアム前の広場に出店されるようになりました。
 そして何より、たった5,000人しか入場できなかった観客数が、ようやく7,000人にまで増えました。さまざまな制限が徐々に緩和されているのです。


チケットを取れるギリギリのオフサイドライン

 このように観客数を少なくしているので、浦和レッズは年間観戦チケット(シーズンチケット、略してシーチケ)をより長く継続して持っている人に、優先的にチケットを販売するようにしました。ちなみに筆者の家族はシーズンチケットの継続保有5年未満の若輩者なので、チケット販売開始と同時にスマホのボタンを押しまくってようやく買うことが出来ました。ということは本日の試合には一見さんが全くおらず、シーチケを5年以上継続して持っている方々が観客の多くを占めていると考えられます。
 当然ながら会場からは「本当にレッズを応援したい!」という何とも殺気立った空気が伝わってきていました。


制限の中でも

 席は両脇が空いているためむしろ快適です。声を出しての応援が禁止されているため、試合は静かに進み、監督や選手たちの掛け声を聞くことが出来ます。
「デーン!(選手の名前。オーストラリア代表のキャプテンらしいです)」などとはっきり聞こえるのです!
 そしてサポーターたちは良いプレーがあると積極的に拍手をしたり、歌えないチャントのリズムに合わせて手拍子をしたり、何とか少しでも日常の応援を再現して、気持ちを届けようとしていました。


サッカーのある日常

 しかし残念ながらこの日、浦和レッズは0—3で首位である川崎に負けてしまいました。まわりのサポーターと同じように私も足早にスタジアムを後にし、いつもより空いている電車に乗りこみました…。埼玉スタジアムから駅までの道のりは20分以上かかるのですが、負けると遠さが身にしみます。
 でも負けても試合があるから文句も言えるのだ!
 サッカーがある日常が『尊い〜〜』と、ほんとうに負け惜しみでなく思いながら、帰宅の途につきました。
次は、あのカズのいる横浜FC戦です。






フレンドリンク 1upコラム編集部
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