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第3章「人との出会いがすべての始まり」  第10項『会っただけ』では意味がない 2021/09/01

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第3章「人との出会いがすべての始まり」  第10項『会っただけ』では意味がない
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第3章  第10項 『会っただけ』では意味がない

まずは行動!当たって砕けろ!!

 前項で会うための「きっかけ」を作ることが(離れ際の一言で)必要だと書きました。

【ポイント!】もっと重要なのが、翌日以降に「実際の行動に移す」ことなのです。

 実は、交流会で出会って「連絡します」「今度会いましょう」「お茶しましょう」
「飲みましょう」など、いろいろな約束が交わされるのですがあまり実行されません。
軽く約束したものがほったらかしになるケースが非常に多いのです。

 交流会などでたまたま出会ったときにした口約束ですから、社交辞令も含まれていることもあるでしょう。それをいちいち全部遂行してられないのかもしれません。

 たとえそうであっても、「連絡します」「会いましょう」と誘って、「いいです(OKです)」と言ってもらえることには、すごい価値があります。
例えば、電話営業をしていてアポイントが取れる確率は何十本の電話に対して1本でしょう。
それも見捨ててしまうのはとても惜しいものです。

【ポイント!】ぜひ気に入った人には、とにかく連絡を入れてみる

という考えのもと、ぜひとも頑張ってみてください。

 そうは言っても、やっぱり「また会いましょうは社交辞令なんじゃないか」「連絡しても相手にされないんじゃないか」「自分から連絡を入れるのは何かくやしい」などなど、細かい「やらない理由」が頭をよぎります。

 気持ちはよ~~~くわかりますが、そんなものは一時のものと割り切ってスパッと行動しましょう。
ちなみに、連絡を入れても無視されたり、なんだかんだと理由をつけてなかなか会ってくれなかったり、ひどいときには交流会のときは結構盛り上がって話をしていたのに「なんで連絡してくるんですか?」なんて冷たく言い放たれた、という話も聞いたことがあります。

それでもいいんです。

【ポイント!】人脈を作ろうと志しているのなら、その程度のことでくじけてはいけません。

 かくいう私自身も、気に入った人と再び会いたいと思って連絡してみても、まったく無視されたなんていう経験は何度もあります(苦笑)

でも、そういう人とは「縁」がないのです。

 相手がこちらと会うことにトキメキを感じていないなら、たとえ会えたとしても何も起こりません。
これは間違いありません。

私が好んでよく使う言葉ですが、

「結局、出会いは「運」と「縁」」

というのがあります。

これは事実だと思うのですが、その「運」と「縁」を手繰り寄せるのはやはり「自分の行動」なのです。

交流会などで拾った1つの出会いをみすみす見逃してはいけません。

※次回は第4章 「知っておきたい交流会での小技とタブー」に続く

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諏訪 功
執筆者:諏訪 功フレンドリンク異業種交流会 代表者 , 東京都
 フレンドリンク異業種交流会の創立者。2001年よりフレンドリンクを立ち上げ20年以上に渡り運営。「価値ある出会いを一つでも多く作る」をミッションに主にビジネスパーソンの出会いのプラットフォームを構築。
 Web開発・コンサルティング会社の株式会社アクセルメディアも20年間経営したのちM&Aにて売却。

著書:仕事もお金も情報もみんな『人』からやってくる(こう書房)
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○株式会社アクセルメディア 創業者(元代表取締役)
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