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第3章「人との出会いがすべての始まり」 第8項共通点の数だけ親しくなれる 2021/09/01

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第3章「人との出会いがすべての始まり」 第8項共通点の数だけ親しくなれる
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第3章 第8項 共通点の数だけ親しくなれる

コミュニケーションを円滑にする「共通点」を見つけよう

 異業種交流会やビジネスイベントで初対面の人と話をするのは意外と難しいものです。

まだ異業種交流会などに参加されたことが無い方はわからないかもしれませんが、世の中には多様な仕事があって、なかにはまったく相手の業界を知らない「そんな仕事あるんだ」と思うような人が結構いるものなのです。

 基本的には名刺交換をすることがほとんどなので、その名刺の情報から相手の情報を探って話を広げていくようなかたちになるのですが、ここで重要なのがすでに書きました「質問力」。

【ポイント!】この「質問力」を駆使して「いかに早く共通点」を見つけ出すかがポイントになります。

 参考までに、見つけやすい「共通点」の例をご紹介しておきましょう。
「業種」「会社の場所」「相手の名前」などは名刺からわかる情報です。
 共通点を言っても色々な話の合わせ方があり、「私の叔父が建設業なんです」
「以前の会社が御社と同じビル内でしたよ」「私の家内の旧姓が山本なんですよ」
などなど。
 こうやって書くだけだと伝わりにくいかもしれませんが、このような「そうなんですかー」という一言が出ると、会話の雰囲気がガラっと変わるものなのです。

 そのほかにも「出身地」「出身学校」「現住所」「学年」「学生時代に所属していた部活動」などでも共通だと判明すると、なんとなく親しくなるものです。
 さらに「共通の知人」でもいようものなら、もう気分は友達です。

 そんな都合よく共通点は見つからないよ、と思われるかもしれませんが、それが意外とそうでもありません。
ここでもやはり重要なのは質問力ですが、コツがあります。
先にあげた中で一番共通点を探しやすいのが「出身地」。

 私も実感していますが、以前お会いしたある著名な音楽プロデューサーの方がこう言っていました。

【ポイント!】「諏訪君。人と仲良くなりたいんだったらまず出身地を聞くことだよ。出身地は誰でも思い入れがあるものだし、日本であれば親の故郷だとか、住んでいたことがあるとか、行ったことがあるとかあるだろう。
そうでなくても観光名所を知っているくらいはあるだろう。そんな話をするだけで相手は喜ぶし、それだけでも距離感がグッと縮まるもんだよ」
と教えてくれました。

以後、たびたび「出身地を聞く」テクニック(?)を使いましたが確かに効果がありました。

 仕事の話から入ると、どうしても「そんな業界知らない」ということがあるのですが、やはり日本国内であれば聞いたこともないということはほとんどありません。

それに加え意外と「出身地」が自分の知っているところにヒットするんです。
話の導入や話が詰まったときには「ところでご出身はどちらなんですか?」という一言で話が急にスムーズになったりすることがあるので覚えておいて損はないと思います。

「共通点を探しながら会話を進める」

有効ですのでぜひ意識してみてください。

※次回は第3章 第9項「ボクシングも人脈も『離れ際』が大事」に続く

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諏訪 功
執筆者:諏訪 功フレンドリンク異業種交流会 代表者 , 東京都
 フレンドリンク異業種交流会の創立者。2001年よりフレンドリンクを立ち上げ20年以上に渡り運営。「価値ある出会いを一つでも多く作る」をミッションに主にビジネスパーソンの出会いのプラットフォームを構築。
 Web開発・コンサルティング会社の株式会社アクセルメディアも20年間経営したのちM&Aにて売却。

著書:仕事もお金も情報もみんな『人』からやってくる(こう書房)
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○株式会社アクセルメディア 創業者(元代表取締役)
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