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シゴト量の少ない者が、成功した話は聞いたことがない。 2016/05/24

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シゴト量の少ない者が、成功した話は聞いたことがない。


能力なんて、みんな普通です。
仕事量はどーだろうか!
少ない? 普通? 多い?
みんな普通ではない。
差が出るのは、ここしかありません。
いっぱい仕事をした人が成長できる。
いっぱい仕事をした人が成功できる。
そんなあたり前のことで、ビジネスは成り立っている。
自身を評価できる物差しは、仕事量しかない。
上司がずっとヨコにいてくれないのだから、
お取引先様、お客様もずっとヨコにおられません。
我々普通の人たちが、仕事で成功するとき、
それは、人より、いっぱい仕事をした瞬間にのみ限定される。
そのとき、限定です。
普通だからです。
さらに努力し多くの結果を出すのも、いっぱい継続的に仕事をしないと不可能です。
なぜなら、
みんな普通だから、
過去を振り返ってどうでしょうか?
手を抜いて、努力が水の泡になった経験はありませんか?
このことが分からない人に、成長と成功はありません。

まさか! 
自分は特別だと思っていませんか?
特別な能力など、誰も持っていない。
みんな普通だから、頑張れる。
斬新なアイデアや企画書なんか、皆が持っているし書ける。
いかに人より多く、
その量をこなせるかが勝負だ。
質や効率の方が大事だと、えせ(口だけ)コンサルタントは口角泡を飛ばす。
そんなのは、当たり前の話。
質を追求し効率をよくした結果の、
その、仕事の量の話を、私はしています。
ビジネスは、シンプルにできている。
それは、
圧倒的に仕事の量で、決まるということ。
事実、管理職は定時に家に帰れないではないか!
なので、
なにも皆が無理をしなくていい。
普通でいいからだ。
大企業(社員が10000人はいないと)に勤めてるなら、
しかも、頑張るなら、
そこそこの数字は付いてくる。
会社の看板でも数字は取れるからだ。
ぼんやりしてると、
優秀な後輩に追い抜かされるぐらいで、
しばらくは、その有名企業で勤めることができるかもしれない。
それでいい。
皆がいっぱい仕事をし結果をだしたら、人事考課が大変だ。

でも、
志があるなら話は別だ。
具体的に、いっぱい仕事をする。
いっぱい仕事をした人だけが掴める領域があるからだ。
成長とは、そこを日々のりこえるコト。
成功とは、成長の継続ができたトキ。
なにも、新しい話ではない。
石器時代から変わっていない。
大昔、獲物をいっぱい仕留めたお父さんは、
きっと他のお父さんよりも、いっぱい斧を研ぎ、原野を走りまわったに違いない。
プロ野球でもそうだ。
落合中日の練習量は半端ではなかった。
ベテランが高校生のようにノックを受け汗を流した。
結果は、その成績が証明している。
我々は体力、気力、知力を惜しまず、日々頑張るのだ。

その先に明確なビジョンがあり、
具体的にすることが決まっているのなら、
何も迷うことはない。
仕事をいっぱいすることで、たくさんのことが解決します。
志と自身の生活の優先は、バランスは、
各々の人生のなかで、アンバランスだ。
私は、愛社精神が強かった。
仕事が面白かった。
人よりも、たくさん仕事をした。
おかげさまで、役職も等級も給与も上がり続けた10年間であった。
ところが、
仕事量が少ない上司や部下もたくさんいた。
不思議なのは、ここまでとラインを引く、彼らの言動である。
もちろん、
数字を出した君は帰っていいかもしれない。
気を緩めてもいいかもしれない。
しかし、
世界はそうだろうか?
隣の会社はどうだろうか?
一流企業の選ばれた管理職は、駅前の自社ビルの上階で、真夜中まで煌々と明かりをつけ仕事をしているではないか!
ここからの毎日の差は、後戻りできない差であり、
どんどん拡がっていくから、
格差社会に歯止めがきかない。
勿論、肯定しているわけではない。
我々が暮らす、この収縮するマーケットで、
今を頑張るのはあたりまえで、
もっともっと仕事をしないと、
結果を出さないと、
世界から、取り残されちゃう。
決められた会社で、
決められた職種で、
決められた時間から時間まで、働ける。
そんな夢のような時代は、もう終わる。
セカンドライフ的な、ビジネスWAYは、
さらに、世界の時間と距離を短縮し、
ほんまもんしか、生き残れない。
誰もが予測できる、近未来であろう。
もちろん、選択とかではなく、
このままがいいのなら、このままで、

棚ぼた、
なんてことは現代では起こらない。





保 喜博
執筆者:保 喜博株式会社テンプラス 代表取締役

はじめまして、テンプラスの保喜博(たもつ よしひろ)です。
東京、名古屋、福岡、沖縄の「フレンドリンク」でお会いした方もたくさんおられると思います。
お蔭様でフレンドリンクで交流会を主催し始めて16年目、株式会社テンプラスも19期目に突入しました。(2018年現在)
いつもありがとうございます。皆様には感謝しております。
そこで、交流会15年!会社経営18年!のキャリア?を活かして、起業と会社経営について、思うところをビシバシ書いていこう思います。

私は、大阪港区で100年つづく米穀商の3代目です。大学を卒業し、大手の総合小売業に就職しました。愛社精神の塊で、24時間365日走り続けた10年でした。仕事が楽しくて楽しくて、明るく元気な最高のサラリーマン時代を全国で過ごしました。
しかしながら、その会社の経営難もあり、退社をして大阪に帰りました。久しぶりに大阪の街を歩いてみると、商店街の2代目3代目の商店主は疲れきっているし、お店のシャッターがどんどん閉まっていくのを目の当たりにし、「この状況を何とかできないかな」と感じ、テンプラスを18年前に創業しました。

経営理念であります、ジモト還元!チイキ貢献!ビジネスをモットーに単純に儲けることだけを考えるのではなく、地域社会にどのような貢献ができるかという視点で、サービスをつくっています。
創業20年に向け、やはりテンプラスは、果敢に新しいビジネスにチャレンジしていきます。
コラムでも、よろしくお願い致します。

株式会社テンプラス
URL: http://tenplus.co.jp

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