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知っておきたいデータベースの基礎知識 2016/08/30

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知っておきたいデータベースの基礎知識


サイトを新規で制作する際やリニューアルを行う際に、どうせなら自分たちで更新を行いたいとお考えの方は多いかと思います。
しかしながら「専門的な知識がなく自力での更新が難しい」とか、「やってはみたもののレイアウトが崩れてしまい結局は制作会社に依頼するしかなくなった」など、更新作業のハードルは思っているよりも高いのが現状です。
そこで必要になるのが誰でも安全に簡単に更新作業を行うことができるCMS(コンテンツマネジメントシステム)であり、導入するのに欠かせないのがデータベースになります。


サイト更新の基本

サイトを公開するためには、制作したデータファイル(HTMLファイルなど)を誰でもアクセス可能なサーバに保存しておく必要があります。
保存をするためにFTP(サーバにデータファイルを転送するための通信方法)を利用しますが、当然ながら更新の際もFTPを利用しファイルを上書きして内容を変更する必要があります。
以上のように更新作業には最低でもデータファイルの内容を変更する知識FTPを利用できる環境が必要になります。


データベースを利用し更新作業を容易にする

さてサイト更新の基本については理解できたかと思いますが、データベースを利用すると更新作業はどう変化するのでしょうか?

データベースは文字通りデータを格納するためのシステムです。
例えばブログを作る場合、日付・カテゴリー・本文のようにそれぞれを切り分けてデータベースに保存します。そうすることでサーバ上に保存されているデータファイルに一切触れることなく、個別の内容のみ編集することが可能になるため、レイアウト崩れ等によるトラブルが軽減します。

また管理画面から更新作業を行うためFTPを利用する必要もなくなります。
さらに日付の検索やカテゴリーのリスト化がしやすくなり情報の整理に役立ちます。

このようにデータベースは更新作業を安全で容易にすることに加え、データの活用方法を幅広く行う上で欠かせないシステムになります。


まとめ

更新作業が比較的多い場合や、スピーディーな更新が求められる際は、データベースを活用したCMSの導入が欠かせません。
導入をご検討の際は、ご契約中もしくはご契約を検討しているサーバでデータベースが利用できるかどうかご確認ください。

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田中 達也
執筆者:田中 達也株式会社アクセルメディア 取締役
東京都出身

東京デザイン専門学校卒業後、アクセルメディアに入社。
デザインからCMS構築まで総合的に手掛けるWebサイトデザイナーです。
数多くの実績を元にサイト運営に関する基礎知識から実践的なプログラミングまで幅広くお伝えします。

URL:http://axel-media.com/

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