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1UPコラム
第4章「知っておきたい交流会での小技とタブー」 第2項必要以上に警戒しない 2021/09/01
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第4章 第2項 必要以上に警戒しない
不安なのは相手も同じ
異業種交流会に初めて参加する人でこのようなことを言う人がいます。「初対面の人に自分の個人情報が書いてある名刺を渡したくない」
気持ちはわからなくはないのですが、異業種交流会の主催者という立場の私から言わせてもらうと、ちょっと「いただけない」考え方です。
相手がどんな人かわからないので、まず名刺をもらって話をしてみて、問題なさそうだったら名刺を渡すというつもりらしいのですが、相手にとってみれば、あなただって誰なのかわからない。
もっと言ってしまえば、相手だってあなたに名刺を渡していいかどうか不安に感じているのです。
初対面なので相手のことがわからず警戒しているのは相手も同じなのです。
相手にだけ名乗らせておいて、自分のことは相手をよく観察したあとで明かそうというのは横暴です。
出会いは、もちろん価値あるものです。出会いが発展して真の人脈と呼べる関係になれば、その価値は無限に高まります。
しかし、反面リスクもあわせ持っています。それは事実ですが、やはりそこは「虎穴にいらずんば虎子を得ず」というやつで、人脈を広げようと思うなら変な人と会ってしまうという多少のリスクは取らなければならないと思います。
ビジネスでもそうですが、やはり自己保身ばかりではダメで、ある程度のリスクを取っていかないといけないと思うのです。
ビジネスも人脈も、リスクなしには成功はあり得ないということです。
仮に、相手の名刺を見たうえで判断し、自己紹介をすることができたとしても、結局のところ誰からも相手にしてもらえなくなります。
どうしても会社名など明かせない場合は個人名刺で
必要以上に警戒しているわけではなく、交流会への参加は会社からではなく個人的なものだから会社の名刺は出したくない(出せない)という人もいるかもしれません。【ポイント!】その場合は、自分で個人名刺を作って持ってきたらよいでしょう。
いまはパソコンで簡単に名刺が作れますし、そういうのが苦手な人は、はんこ屋さんなどのお店で安く作れますし、街中でも名刺作成の機械などを見かけます。
なんらかの方法で、自らを名乗ることはやはり基本です。
自作名刺であってもメールアドレスと電話番号くらいは記載しましょう。
女性で携帯電話の番号を書くのは抵抗があるという気持ちはわかりますが、ここはやはり人脈作りの場ですから、やはりメールだけというのはいささか礼を欠いている感じがします。
実際に、女性の自作名刺でもほとんどの方がメールアドレスと携帯電話の番号を記載していることもあわせてご紹介しておきます。
いずれにしても、人脈を作りたいと思うならば、「来るものは拒まず」くらいの大らかな気持ちと、もし怪しい人と会ってしまったとしても、それを余裕で跳ね返すくらいの強い自分を持ちたいものです。
※次回は第4章 第3項「何人くらいの人と話すのが妥当なのか」に続く
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Web開発・コンサルティング会社の株式会社アクセルメディアも20年間経営したのちM&Aにて売却。
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○株式会社アクセルメディア 創業者(元代表取締役)
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