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1UPコラム
「準備することを身近に」シニアライフ相談窓口を新しくオープン 一般社団法人 シニアライフカウンセラー協会 副代表 松本直之さんに伺いました 2023/07/04
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相続や介護について、考えることを先延ばしにしている方は多いと思います。
そこでシニア生活の問題解決のために設立された、一般社団法人 シニアライフカウンセラー協会 副代表 松本直之さんに伺いました！
単身高齢者は700万人近くになる
フレンドリンク編集部（以下編集部）「シニア生活の問題解決のため、一般社団法人 シニアライフカウンセラー協会『めーぷる』を昨年立ち上げ、7月7日には『めーぷる MEGAドン・キホーテ横浜元町店』を新しくオープンするとお聞きしました。シニア生活の問題とは具体的にどういったことでしょうか？」
松本さん「お金や家のことから、介護保険でまかなえないことをどうするか、病院や銀行についてきてほしいといったことや、家事代行の手配などです。
今、単身高齢者は700万人近くになると言われています。
『めーぷる』は、税理士や行政書士といった士業の方が参加しており、全国で相談して頂く体制をつくろうとしております。」
加盟店同士で日常生活の支援
編集部「全国で加盟店をつくろうとされているのは、なぜですか？」松本さん「ご高齢の親を見守りたくても、離れて暮らしているケースは結構多いんですよね。
そこで仲間が全国にいれば、加盟店同士で日常生活の支援や、困った時の解決にあたれるので、どこの地域の親子でも、お手伝いができるようになると考えました。」
人１人亡くなるのは大事件
編集部「そもそもなぜこうした相談窓口を開設しようと思われたのでしょうか？」松本さん「私は住宅メーカーに勤務し、24年間で約300棟を建築し、相続対策にアパートなどを建てることを担当してきました。
でもアパートを建てることでしか、お手伝いができないので、それだけではお客様の問題を解決しきれないと思っていました。
保険に入ったり、遺言書を書くといった、他にやることや優先すべきことがあると思っていました。
でもお客様はそうした情報があまりなく、相談するところも分からなくて、トラブルに発展したり、最悪の事態になってしまったことを見てきました。
人１人亡くなるのは大事件なんです。
それなのでお客様に最適な相続・終活対策をやりたいと考え、家族離散などのトラブルに巻き込まれないためにも、ワンストップでシニアの問題解決をしようと、独立を決意しました。」
普段から専門家の話を聞く習慣
松本さん「それと日本は普段から、専門家の話を聞く習慣がないことが問題だと思っています。
死はいつ来るかわからないので、50代でやってくるのか、80代でやってくるのか…
重要なのですが、緊急性はないので、準備をしない方が多いのです。」
『めーぷる MEGAドン・キホーテ横浜元町店』
編集部「あとこういう遺言書を書くという話題を、例えば家のリビングでいきなりするのは…」松本さん「縁起が悪い、とかですね。
でもトラブルは、誰だって避けたいと思います。
そこで準備をすることを身近に考えたり、まわりの方たちとも気楽に話したりできるよう、保険の窓口のように、買い物のついでに相続・終活の問題を、専門家に聞けるサービス窓口の立ち上げを考えました。
ちょうど7月7日に『めーぷる MEGAドン・キホーテ横浜元町店』が新しくオープンします。
こちらは専門家に業務を依頼する際は別途費用がかかりますが、初回相談は無料となっています。
専門家から情報を聞くことを、もっと日常生活に取り入れて頂き、不要なトラブルを防いでほしいと思っています。」
編集部「今日はオープン前のお忙しいところありがとうございました！」
松本さん「こちらこそありがとうございました！」
今回お話を伺ったのは
一般社団法人 シニアライフカウンセラー協会 副代表 松本 直之さん
https://maple.fan/
1972年 群馬県生まれ
日本大学卒業後、住宅メーカーに勤務し24年間で約300棟を建築して、相続対策でアパート建設などを担当するが、アパートを建てることだけでは、お客様の問題を解決しきれないと感じ、独立を決意する。
2022年12月12日 一般社団法人 シニアライフカウンセラー協会を立ち上げる。
https://maple.fan/
1972年 群馬県生まれ
日本大学卒業後、住宅メーカーに勤務し24年間で約300棟を建築して、相続対策でアパート建設などを担当するが、アパートを建てることだけでは、お客様の問題を解決しきれないと感じ、独立を決意する。
2022年12月12日 一般社団法人 シニアライフカウンセラー協会を立ち上げる。
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