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1UPコラム
「かなえたい、そう思ったら、かなう確率が高くなる」M-Iグランプリで ナイスアマチュア賞を獲得された 還暦娘 根庫(ねっこ)新谷節子さんに伺いました 2023/07/20
リスキリング:Re-skilling(新たなスキルや知識を身につける)と聞きますが、やってみたいことにチャレンジすることを、ためらってしまう時もあると思います。
そこで還暦を過ぎて、昨年からオンラインでお笑いを勉強し、なんとあのお笑いコンテスト「M-1グランプリ2022」に出場しただけでなく、約150組の中からナイスアマチュア賞を獲得された、還暦娘 根庫(ねっこ)新谷節子さんに伺いました!
昨年の5月にクラスに入る
フレンドリンク編集部(以下編集部)「そもそもお笑いを始めたきっかけを教えてください。」新谷さん「『大人のための小学校#かんれき』というサイトで、カラオケや占いなどの、オンラインでのクラブへ参加ができるのですが、そこにお笑いのクラスがありました。
私は人を笑わすのが好きだったんですが、入るのはどうしようかなと、悩んでいたのですが、人に笑ってもらったらすごくうれしいじゃないですか?!
それでやっぱり昨年の5月に入ることにしました。
毎週1回6人ぐらいで、みんなで、考えたなぞかけを発表したり、夏だったら『花火』というようなお題が出されて、それをコンビを組んだ人と、会話のキャッチボールをしたりしてました。
私は楽しすぎて、1回も休まずに参加していました。」
エントリー受付最終日の8月31日に申し込み
編集部「昨年の5月にクラスに入って、その年にもうM-1に出られたなんて、すごいですね…そこから出場まではどのようにされたのですか?」新谷さん「7月に、家でテレビを耳だけで聞いていた時に、ニュースで事件を起こした人の名前の『やまがみ』を『あまがみ』と聞き間違えたんです。
その間違えをクラスで話したら、みんなが笑ってくれて、そしたら先生が
『そんなんでええねん!』
と言ってくれたので、私が
『こんなんでM-1とか出れるんですか?』
と言ったんです。そしたら『#かんれき』 のサイト運営者がそれを聞いて、
『M-1どうですか?出ませんか?』
と言われたので、じゃあ出ようか、となり、エントリー受付最終日の8月31日に、サイト運営者が申し込みの手続きをしてくれましたが、その時はバタバタっと、レールの上に乗っかって、ずっと動かされているような感じでした。
それにまだコンビ名が決まっていなかったので、私が島根県から来て兵庫にいて、相方の松本さんが兵庫から島根にいるので、島根の『根』と兵庫の『庫』で『根庫(ねっこ)』としました。」
先生が台本を用意して、9月10日ごろから練習を始めました
編集部「8月31日に申し込みをされたのですか…M-1はいつも年末にテレビで放送されていますが、本番はいつだったんですか?」新谷さん「9月28日でした。
先生が台本を用意して、9月10日ごろから練習を始めましたが、離れて住んでいるのでZOOM越しで、先生と相方さんと3人で稽古しました。
リアルでは9月の14日か15日ごろ、東京に行って、見てくれる方たちの前でやったのですが、全然ダメで、これではいけないと思い、家に帰って猛練習しました。」
9月28日『ナイスアマチュア賞』を頂ける
編集部「M-1でのステージをYoutubeで見させて頂きましたが、そんな急なスケジュールで仕上げたとは思わなかったです。
本番はどのようにのぞんだのですか?」
新谷さん「場所は大阪だったのですが、『#かんれき』 の運営者や家族が応援に来てくれて、ステージから顔が見えたので、今日は大丈夫、大丈夫と思いました。
終わってからは『やりとげたー!また出れるんやったら出たい!』と思いました。
それから夜になって『ナイスアマチュア賞』を頂けると聞いて、『頂けるんやー』となりました!」
いい方向に考えて、想像して生きていく方が、楽しい
編集部「お笑いのクラスに入ってから、半年たたずにM-1に出場し、さらに受賞と、本当にすごいと思いますが、成し遂げた秘訣はどういった所にあると思われますか?」新谷さん「昔から、かなえたい、そう思っていたら、かなう確率が高くなると思っています。
これやりたいな、と思ったら先のことを想像するんです。
そうすると不思議なことがいっぱいあって…
例えば、以前勤めていた真珠の会社の先輩に、30年ぐらい会っていないから、どうしてるかな、会いたいな、とずっと思っていたら、喫茶店でバッタリ会ったことがありました。
その喫茶店に行ったのも、前日に買ったパンを忘れて帰ったので朝食べるパンがなくて、モーニングを食べるために、たまたま入ったのですが、その流れで今は真珠のネックレスをつくる仕事をしています。
人生は何ごともいい方向に考えて、想像して生きていく方が、楽しいです。
なってしまったことは、変化はないので、それはそれで終わりです。
常に笑ってもらって、今日もいっぱい笑ってもらいたいと思っています。」
編集部「今日は素敵なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました!」
新谷さん「こちらこそありがとうございました。」
相方の松本さんのインタビューへ続きます。
https://friendlink.jp/1up/news/555/
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生前葬で今を生きる~お笑いプロデューサー・フレンドリンク交流会主催者の松稔(マツミノル)さんにお聞きしました
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今回お話を伺ったのは
https://www.m-1gp.com/combi/21742.html
根庫(ねっこ)さんを指導したのは、お笑いプロデューサー・フレンドリンク交流会主催者 松稔(マツミノル)です!
https://www.facebook.com/minoru.matsu
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フレンドリンク異業種交流会は「ビジネスパーソンの皆さんとって『価値ある出会いの機会を提供する』」ことをミッションに、2001年より異業種交流会を開催しています。
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