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1UPコラム
経営者の好きという気持ちやこだわりを受け止めていきたい~M&A事業の株式会社Cuymler 代表取締役 木下 潤さんに伺いました 2023/12/13
経営を引き継いでもらうことは簡単ではないと考えて、後継者がいないことを、悩まれている経営者が多いとお聞きします。
そこで事業承継・M&Aコンサルタントとして、意思決定を支援したビジネスのオーナーは200名を超える、株式会社Cuymler 代表取締役 木下潤さんに伺いました!
経営者を支援するM&Aなら自分でも飛び込める
フレンドリンク編集部(以下編集部)「なぜ木下さんはM&Aの事業を始めようと思われたのでしょうか?」木下さん「私は大学が京都大学だったのですが、そこで今までに見たことがない程、頭が良くて賢い同級生に出会い、かなわないと思ったのですが同時に大好きになり、その同級生の家は事業を行っていて、事業家への憧れを持ちました。
ただ私はその時に企業を立ち上げる才覚はないと思い、経営者を支援する、M&Aなら自分でも飛び込めると考えました。」
会った瞬間に判断される
編集部「M&Aを行うにあたって、どのようなことを意識されていらっしゃるのでしょうか?」木下さん「経営者は、自分の会社を引き継ぐことを、相談して良い人間なのか?ということを、会った瞬間に判断されます。
そうした経営者の感覚やこだわりを、『根っこ』から受け止めるようにしています。
私の座右の銘は『長いものには巻かれろ』なのですが(笑い)その経営者に根っこから巻かれる、と言いますか、なりきるぐらいの覚悟をもって、経営者とお会いするようにしています。」
トレーニング施設の運営
木下さん「それから自分も経営の場に立つことで、経営者の感覚が分かるのではと考え、トレーニング施設の運営をしております。ただ実際にやってみると、こうしたことを普段から経営者はやられているんだ…と痛感しています。
またいずれこの会社にてM&Aを実際に実行してみて、M&Aを行う経営者の感覚を、さらに理解できるようにと考えております。」
価値を残し続ける
編集部「その他にも、今後について教えて頂けたらと思います。」木下さん「中小・中堅企業の自主廃業がとても多いのですが、これまで継続し、また社会に価値を積み上げてきた事業なのですから、続けていった方が良いし価値を残し続けるべき企業です。
それからM&Aは『お金』の話ばかりだと思っている方が多いのですが、私は経営者の好きという気持ちやこだわりを大事にし、受け止めていきたいと思っています。」
編集部「木下さんのお話を伺って失礼かもしれませんが、外見からでは分からない…愛情深いお話だと感じました!
本日はありがとうございました!」
木下さん「こちらこそありがとうございました。」
今回お話を伺ったのは
京都大学 農学部卒
財務コンサル事務所、独立系M&A支援会社勤務を経て、株式会社Cuymlerを設立
株式会社Cuymler
https://www.cuymler.com/ja
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