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「副業」の広がりをGoogleトレンドで確認してみた 2021/02/12

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「副業」の広がりをGoogleトレンドで確認してみた


 2020年から2021年にかけて、大手企業が続々と「副業」を解禁するニュースが流れています。
 これらは「働き方の自由化」として歓迎される向きもあります。
 しかし他方では、企業側としてはかつての終身雇用のように、一生企業が社員の生活の面倒を見ることを辞めつつある、という企業側からのメッセージのようにも受け取れます。

 もちろん、副業を始めることで、収入が増え経済的な余裕が増えるということは悪いことではありません。
これからは「個人で稼ぐ時代」が訪れるのは濃厚で、そのためにも個人個人が経営者の視点や経験を持つことは非常に重要です。

2021年からますます副業に挑戦する人は増えていくのではないでしょうか。

そこで「副業元年」と言われた去年2020年とその前年2019年、そして今年2021年のこれまでのGoogleで「副業」のの検索動向をみてみました。


「副業」2019年1月から2021年1月までの動向

 画像は「副業」というキーワードの2019年1月から2021年1月までの検索動向の表です。
 さぞや右肩上がりだろうと思ったところ、思っていたほどではありませんでした。

 ただ、緩やかな右肩上がりには見えます。
 そこで2019年1月の1ヶ月、2020年1月の1ヶ月、2021年の1ヶ月の3ヶ月を定点比較してみました。

 2019年1月は日々のポイント数を計算すると1日の平均が「72.93」
2020年1月は1日平均「76.61」、
2021年1月は1日平均「76.39」
となっていました。

過去3年間の1月を比較してみると、2019年より2020年は確かに上昇していますが、2020年と2021年ではわずかながら2021年の方が減少していました。

意外と「副業」のキーワードは伸びていないようですね。


ただし2021年2月から伸びている

 ただ、グラフを見るとなんとなく右肩上がりにみえます。
 これは2021年の2月から伸びているのです。
 現在調査できる2月9日までの1日当たりのポイントは「83.11」なっており、前月1月より約9%近い伸びを示しています。
 まだ途中経過ではありますが、2月の進捗は1月平均を大きく上回っていて伸びている様子がわかります。

 この先「副業」のキーワードは伸びていくのか?
 そしてもちろん、実社会においても「副業」がますます広がりをみせていくのか、興味深く見守っていきたいと思います。






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執筆者:株式会社アクセルメディア 東京都 新宿区
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