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その一歩を踏み出すには?昨年起業した経営者に伺いました! 2021/05/14

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その一歩を踏み出すには?昨年起業した経営者に伺いました!


 店舗を持つ起業は特に躊躇してしまう方も多いと思います。リスクを考えると…と心配してしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 そこで薬局を開業されたばかりの、Grand Health株式会社 代表取締役の箱石智史さんに、お話を伺ってみました。


現在31歳

 箱石さんは岩手医科大学を卒業し、薬剤師として調剤薬局などを勤務した後、昨年の2020年10月にGrand Health株式会社を設立、上野にGrand薬局をオープンされました。

 また現在31歳ということで、この若さでの薬局開業というのは、なかなかできないことだと思いますが、もともとは起業しようとは思っていなかったそうです。


忙しくて病院に行けない方にも

 そもそも薬はドラッグストアなどで売られている一般用医薬品と医療用医薬品に分かれており、医療用医薬品は医師の処方せんが必要なイメージがあると思いますが、実は花粉症の薬など処方せんが必ずしも必要としない医薬品も多いそうです。

 このことについては、まだあまり知られていないのですが、忙しくて病院に行けない方のためにも、箱石さんの薬局ではこの処方せんがいらない医薬品を扱っているということです。

 そしてこういった処方せんなしの医薬品の販売は、医療費の削減からすすめている方もいらっしゃるということでした。


コロナで病院に行くのを控えている人にも

 また箱石さんは処方せんなしの医薬品を扱っている薬局に2年勤務された時に、患者さんとの距離の近さを感じ、これからは自分の身体は自分でケアする時代だと思ったそうです。

 そして特に今は新型コロナウィルスの影響で病院に行くのを控えている人も多く、少しでも頼られる存在になりたいということです。

 また後々はご出身の岩手県の病院がない地域で、地元の人たちのための薬局を開きたいと思っているということでした。


やるかやらないか

 そしてご自身の人生のストーリーを残したいと考えて行動されているということですが、仕事というのは人生の根幹なので、今はまだ自分一人の会社ですが、いずれ従業員ができても、仕事を楽しいと思ってくれるといいなと思っているそうです。

 また店舗を持っての開業なので、テナントの契約をするといったリスクはあり、何でも本腰を入れるのは大変だとおっしゃった上で、でもその一歩をふみ出すには

 『「やるかやらないか」で、リスクのことを考えたら不安になりますが、それって未来予測と同じだと思うんですよね。″リスク″と思ってることの大半が、勝手に作り上げた妄想です。

 実際にやってみないとどうなるかわかりません。
進みながら、考え、修正すればいいんです。
しかし、「挑戦してみたいな〜」のようにフワッとした意志だと進めません。

 「挑戦する!」と心に決め、信念を持って挑まないとすぐ吹き飛んでしまいます。
まずは出来る範囲の、小さな前進を積み重ねて行動に移せば良いと思います。』
ということでした!

 今回教えて頂いたのは






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