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1UPコラム
金メダリスト須崎選手の早稲田大学レスリング部 監督 佐藤吏さんに伺いました 2021/08/07
オリンピックのアスリートの活躍に感動されている方も多いと思います。
そこでオリンピックで金メダルを獲得し、開会式で旗手をつとめた須崎優衣さんも在籍している早稲田大学レスリング部で、監督をされている佐藤吏さんにお話を伺いました。
日本一
佐藤さんは1984年秋田県に生まれ、レスリング選手として天皇杯全日本選手権などで日本一のタイトルは通算14回という成績を残されています。また2020年4月から母校である早稲田大学のレスリング部で、監督として部員たちと共に日本一を目指しておられます。
自分の看板
アスリートとして活躍した学生たちが、卒業してから上場企業に就職してもすぐに辞めてしまうことが多々あり、スポーツ界の問題として企業と学生とが分かり合えていないと感じていたということでした。またアスリートは実力という自分の看板で生きているとした上で、アスリートのキャリア形成には次の二つのことが重要だとおっしゃっています。
時代に合ったスキル
まず一つ目に「応援してもらえる人になるために、感謝の気持ちを忘れず、礼儀を重んじる人間になってもらいたい。」そしてもう一つは、「時代に合ったスキルを身につけてもらいたい」とし、そのために学生が自らスポンサー企業を探すようにし、佐藤さんが監督に就任してからまだ2年目にもかかわらず、もうすでに30社のスポンサーを集めることを達成されたということです。
何かやってくれる
またスポンサーを見つけるには、企業にどのような文章のメールを送ったら返信してくれるか?ということから始め、料金の設定などを、学生が経営者や担当者と直接話をして交渉をするので、視野が広まりいろいろな人と話す機会になっているということでした。そして競技実績が良い学生は交渉の成果を出してくることが多く、それはスポンサー企業が「何かやってくれる」という可能性を感じてくれて、学生の自信が伝わっているのだと思うと述べられています。
YouTubeの動画作成
また佐藤さんはコロナ禍で、まわりの企業の売上のマイナスを最小限にし、むしろ上げるために、早稲田大学レスリング部をコンテンツとしてとらえて使ってほしいと考えたということでした。そしてそのようにすることで、レスリングやスポーツの価値を少しでも上げていきたいと語られており、例えばスポンサー企業の商品を使ったYouTubeの動画も、学生たちは部活で作成しているということです!
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