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1UPコラム
コロナ禍を乗り越える~八丈島でレモン栽培をされている奥山智弘さんに伺いました(2) 2021/10/15
八丈島のカフェ「グリーンポスト」にいる奥山さん
引きこもりを乗り越えて~八丈島でレモン栽培をされている奥山智弘さんに伺いました(1)
からの続きです。
台風
八丈島に大型の台風が近づいてきたため、レモン栽培をしている奥山智弘さんは、できる対策を全てやり、近所の神社にお参りまでして、運を天に任せようと思ったそうです。
ところが無農薬でレモンを栽培するために、ネットでつくったレモンの木を覆っている、奥山さんが名付けた「こまちの家」が風よけになり、また栽培している所は、山や大きな木々にかこまれた場所だったので、被害を最小にくい止めることができたのです。
2拠点ワーカー
また奥山さんは東京で仕事などをする時は、現地のスタッフに写真を送ってもらうという、2拠点生活をされています。
そして羽田空港から八丈島への飛行機に乗るととても空いていて、他の北海道などの便には多くの人が搭乗していることが、悔しいのでどうにかしたいと思い、島を再生するには雇用が大切だと思ったとおっしゃっています。
グリーンポスト
八丈島は羽田からわずか約1時間という近さで、時期によってはクジラが遊びに来る所や、「みはらしの湯」という太平洋を一望できる露天風呂の町営温泉があったり、熱帯・亜熱帯性植物がある八丈植物公園など、見どころがたくさんあります。また八丈島で人気の、テラス席から見る海は絶景というカフェ「グリーンポスト」を奥山さんは縁があって譲り受けることができました。
そして、その隣にブルーベリー農園を地元の人たちとつくっています。また「グリーンポスト」は、来年、宿泊施設の開設を予定しているということです。
その上2023年には夏季限定のフレンチレストランのオープンも目指しており、八丈島でとれた新鮮な鯛やフルーツを使ったメニューを準備しています。
コロナ禍を乗り越える
そしてそのメニューの試作をしている福崎さんとおっしゃる若手シェフは、「八丈島のために力を貸して欲しい」という奥山さんの希望に快く応じてくれ、鮮やかな一皿を次々とつくっています。また奥山さんは、東京で管理している物件の空室率が上がるということがあり、空室の清掃や換気を徹底するといったことで、今までになかったコロナの危機を乗り越えようとされたということです。
そしてさらにこれから冬にかけて、まさに手塩にかけた期間限定の「こまちレモン」を出荷して、八丈島を元気にして困難も乗り越えていきたいということです!
今回教えて頂いたのは 奥山智弘さん
株式会社八丈小町 代表取締役
注文建築の営業や、木造住宅のリフォームの仕事を経て不動産賃貸業へ。
2019年に故郷の八丈島でレモン栽培を始める。
八丈こまちレモンについてはこちら
https://www.instagram.com/comachilemon/
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