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1UPコラム
第5章「新しい人脈をビジネスに昇華させる」 第3項すぐにメリットがなくてももう一度会うべきか 2021/09/01
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第5章 第3項 すぐにメリットがなくてももう一度会うべきか
関係を継続するかの判断基準
人と会ってもうまくビジネスにつながっていかない、という人がいます。そういう人は、ほとんどの場合、目先の結果を出会った人に求めています。
交流会などで出会った人がすぐに(例えば3ヶ月以内)に成果として出るということはかなり稀なケースです。
たまに
「すぐに成果になるような人でないと、会わないようにしている」という人がいますが、これは完全に誤りです。
何度も書くようですが、人脈を成果にするのは
出会い → 関わりをもつ → 信頼関係の構築 → ビジネス
というのが基本フローです(ですが、たまに「出会い → 成果」になったりすることがあるので、勘違いする人がいるのですが)。成果はあくまで人間関係が出来上がったあとに訪れるものだということを理解しておかなくてはいけません。
そういった意味では、「すぐに成果になりそうだからもう一度会うかどうか」という判断ではなく、まず「その人と良い関係を継続できそうかどうか」という判断で人を見ていかなくてはなりません。
お互い仲が良いと感じていて、信頼をし合っているならば、できるだけ良い情報を提供してあげようと思うものです。
そのような流れを作ることが「人脈作り」なのです。
「目先のメリットで会うか会わないかを判断すること(ましては会わないなどということ)」は愚の骨頂といっても過言ではありません。
【ポイント!】2度目に会う判断基準は「すぐにメリット(成果)になるか」ではなく、「この人と仲良くしていけそう(仲良くしていきたい)かどうか」
ということをしっかりと意識してください。
※次回は第5章 第4項「会う前に相手をリサーチしよう」に続く
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