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1UPコラム
第5章「新しい人脈をビジネスに昇華させる」 第8項食事などの支払いはどうする? 2021/09/01
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第5章 第8項 食事などの支払いはどうする?
基本は割り勘でOK
意外と悩んでしまうのが、食事やお茶などをしたときの支払い。よく
「私が誘ったからには、やはりすべて私が支払いをしたほうが良いのでしょうか?」
という質問を受けますが、基本は割り勘でよいでしょう。
たしかに誘ったのはどちらか一方ではあるものの、それを受けるのは相手の判断ですし、誘いを受けた時点で、いわゆる「誘った」「誘われた」という意識はそれほど強く持つ必要はないでしょう。
基本的にはまったくの業務レベルで会っているわけでもありませんし、交流会で会った関係というのは、とりあえずは対等であると考えて問題ありません。
したがって、「誘ったから自分が支払わなくてはならない」という考えは不要です。
とはいうものの、
「男性と女性なら、一般的に男性が払う」「明らかに収入(あるいは年齢)の違いが明確な場合は一方の人が払う」ということが起こるのは日常の慣習と同じです。
交流会で会ったからといって、日本人としてある程度認識されているこのような慣習には則った行動を取りましょう。
支払いを次へのステップに利用する
2回目に会ったということで、本来的にはさらに関係を強化、継続していかなくてはいけません。そんなときに支払いを、次へのステップとして利用する方法があります。
それは、
おごること。
なんだ、そんなことかよ、と思いましたか?
この「おごる」こと、ただ相手に「振る舞う」ことが目的ではありません。
細かいですが、会計の際に
【ポイント!】「今回は私が(払います)」という一言を添えるのがポイントです。
もうお分かりかと思いますが、「今回は」という言葉を出すことで「次回がある(もしくは次回を期待している)」ということを暗に伝えているのです。
相手にとっては実際に支払いをしてくれるというメリットに加え、3回目を期待している(仲良くしていきたいという意思をもっている)ことがわかることで悪い気はしません。
気を使う人はおごらせてくれませんが、3回目を意識させることがとても効果的にできるので、実際に次も誘いやすい状況となります。
もちろん、飲みに行って毎回相手の分は負担できないということもあるでしょうが、この3回目オファーはお茶でも十分効果を発揮します。
スタバなら自分と相手を合わせても700~800円程度、このくらいは人脈作りの経費、ビジネスへの投資だと思えば安いもんです。
※次回は第5章 第9項「会ったあとに注意すべきこと」に続く
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