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1UPコラム
弁護士に伺いました!クリエイターやフリーランスの人がはっきりさせることは? 2022/02/01
フリーランスや副業で仕事をされている人は増えていると思いますが、制作物に取り組んでいるクリエイターやエンジニアとして働いている方も多いと思います。
また「クライアントから料金が支払われない」「担当者からパワハラを受けている」といった問題にはなっていなくても、「契約がちょっと不安」とか「プロジェクトが進まない」という経験がある方も、中にはいらっしゃるかと思います。
そこで弁護士の前田 拓郎さんに、クリエイターやフリーランスなどの方が「はっきりさせる」ポイントを教えて頂きました!
今年2022年1月に事務所設立
前田さんは早稲田大学法学部卒業後、出版社に勤務し、また個人的に漫画やアニメなどに触れる機会が多いという経験も活かして、創作過程で法律家として貢献したいと考えたということでした。そして都内の法律事務所に3年勤務し、今年の2022年1月に前田拓郎法律事務所を設立され、中小企業や、リーガルチェックの機会が少ないと思われる、クリエイターやフリーランスの方々に、法的支援をしていきたいということです。
完成の定義をはっきりさせる
またクリエイターがまずお仕事を請け負う時に重要なことは、「完成の定義をはっきりさせる」と言われています。この完成の定義をはっきりさせると、修正、修正を続けることを防ぐことに繋がるとおっしゃっていました。
著作権などの権利や責任はどちらにあるかをはっきりさせる
そして著作権などの権利や、責任はどちらにあるのかをはっきりさせることは、プロジェクトを進める上でも、問題を起こさないポイントだということです。特に前田さんは著作権に詳しい弁護士でいらっしゃるので、弁護士に聞くのは敷居が高いと思わずに、質問して頂けたらということでした。
クリエイター向け限定プラン
また現在、通常 月額33,000円(税込)で提供している個人向け顧問契約プランを、前田拓郎法律事務所のサイトに掲載されている条件を満たす方については、月額11,000円(税込)で行っているということです。自分が弁護士との顧問契約をするなんて考えたこともなかった…という人も多いと思いますが、前田さんはクリエイターが、ご自身がつくりたいものを思う存分作成、そして完成させるために、法律をもっと活用して頂けたらと思っている、ということでした!
今回教えて頂いたのは
https://www.kittenlawoffice.com/
2005年3月 早稲田大学法学部卒
2007年以降 都内出版社編集部数社に勤務
2015年3月 東京大学法学政治学研究科 法曹養成専攻(法科大学院)卒
2017年12月 司法研修所入所(71期)
2019年1月 都内法律事務所勤務
2022年1月 前田拓郎法律事務所設立
【取扱分野等】
知的財産法務(著作権・特許・商標・不正競争防止法、侵害訴訟対応)、情報法(個人情報保護法、プライバシー関連法務)、⼀般コーポレート、AI/IoTに関する業務、不動産関連訴訟(売買・賃貸その他⼀般)、倒産・民事再生、労働法、
その他⼀般民事
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