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第2章人脈ができる人には共通点があった 第1項もらうよりまず与えられる人であれ 2021/09/01

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第2章人脈ができる人には共通点があった 第1項もらうよりまず与えられる人であれ
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第2章 第1項 もらうよりまず与えられる人であれ

Win-winよりGive and take。Give and takeよりGive and Give

 人脈を作るときのルールでよく「win-winの関係を築きなさい」と言います。
しかしこれから人脈を作ろうと考えている人は注意が必要です。

 私が主催する交流会に参加する方も、よく「win-winの関係ができればいいですね」ということを言います。

もちろん、win-winに越したことはありませんが、まず冷静に考えなければいけません。

「自分と出会ったこと、関係を築いていくことで相手が得るwinは何?」

 異業種交流会の場所などでは特にそうですが、「自分のwin」ばかり考えて「相手のwin」を考えていない人がひじょ~~に多いです。

 「自分のwinはサービス(商品)の販売、相手のwinはサービスを安く買える」なんて考える人もいますが、それはただのディスカウント販売で、人脈が
できたというにはいささか的外れです。
(しかしこの勘違いをしている人がとても多いです)

 もう一つ、win-winでも順序を違えて捉えている人も結構います。
「自分のwin」それから「相手のwin」。
という順番です。

 もちろん、「ビジネスなんだからまずこちらが利益を確定して、それから相手に還元するのが普通だ!」という意見もあるかもしれません。

それは理解できます。

ただ、それでは気持ちよく人脈が広がっていくというわけにはいきません。
なぜかって?
だって相手もそう思っているからですよ。
お互い「まず自分が得したい」と思っていれば関係は発展しませんよね。
そもそも「win-win=自分の得」という発想をなくすべきです。

 かつて異業種交流会の参加者でうまく人脈を広げビジネスを成功させている方はこう言いました。

「takeはどうするんですか?」と問い返すと、
「それはなくても構いません。もしあれば御の字。takeを期待せずにgiveをして、
もし返ってきたらすごい嬉しいじゃないですか。
そんな予期しないtakeがあると、心の底から相手に感謝できる。
すると相手はもっと感謝してくれるんです。お互いハッピーですよね」

もらうよりまず与える人になることをしっかり意識したいものです。

いやいや、素晴らしい・・・。

これこそが、人脈作りを考えたうえでの「基本哲学」ではないでしょうか。

「Win-win」より「Give and take」。「Give and take」より「Give and Give」。

もらうよりまず与える人になることをしっかり意識したいものです。

※次回は第2章 第2項「どんなときでも謙虚な人であれ」に続く

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諏訪 功
執筆者:諏訪 功フレンドリンク異業種交流会 代表者 , 東京都
 フレンドリンク異業種交流会の創立者。2001年よりフレンドリンクを立ち上げ20年以上に渡り運営。「価値ある出会いを一つでも多く作る」をミッションに主にビジネスパーソンの出会いのプラットフォームを構築。
 Web開発・コンサルティング会社の株式会社アクセルメディアも20年間経営したのちM&Aにて売却。

著書:仕事もお金も情報もみんな『人』からやってくる(こう書房)
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○株式会社アクセルメディア 創業者(元代表取締役)
http://axel-media.com

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