トップぺージ > 1UPコラム > 人脈を作るなら知っておきたい基本的な考え方
1UPコラム
人脈を作るなら知っておきたい基本的な考え方 2015/12/15
「成功するには人脈が大切」
「人脈があればなんでもできる」
ビジネスシーンではよく耳にする言葉です。
そして、多くのビジネスパーソンが「人脈を作りたい」と日々様々な努力をされています。
そもそも人脈とは何か
そのように人脈作りに一生懸命ではありますが、そもそも「人脈とは何ぞや」と考えたことがあるでしょうか?人脈人脈というものの、実はそれほど明確には考えていないものです。
○成功している人
○お金持ち
○自分に協力してくれる人
○お客さんになってくれる人
このような人とのつながりを「人脈」と感じている人が多いのではないでしょうか。
基本に立ち返って「人脈」という言葉を辞書で調べてみると、
「姻戚関係・出身地・学閥などを仲立ちとした、人々の社会的なつながり」とあります。
(「大辞林第二版」(三省堂)より)
どうでしょう?ちょっとニュアンスが違いませんか?
また、ずいぶんと強固な関係である感じがしないでしょうか。
実際に人脈を作ろうと思ったら、このくらいのつながりを持てる人を探さなくてはいけません。
ビジネスの顧客も、ちょっとした友人も、ましてや一度だけ名刺交換をしただけの人は人脈とは呼べないのです。
とかく、人脈を作ろうと考えたとき「知り合い」を増やそうとする人が多く見受けられます。
異業種交流会やビジネスパーティーに参加して、とにかく名刺をばら撒こうとするような人です。
異業種交流会やビジネスパーティに参加することは悪いことではありません。
むしろ、すべてのチャンスは人から来るわけですから、「自分は交流会関係が狭い」と感じるのであれば、むしろ積極的に参加して、まず人と出会うことはとても重要なことです。
ただし、前述の通り「会っただけ」では何も生まれません。
そこから、いかにしてその出会った人(たいていは大勢の中の1名か2名)と繋がりを保ち、時間をかけてお互いの信頼を高めあうかが大切なのです。
そして、その人との信頼関係が「姻戚関係・出身地・学閥などを仲立ちとした、人々の社会的なつながり」を超えたときに、初めてその人は「人脈」である、ということができるのです。
ビジネスおいて人脈を作りたいのなら、まずは出会いの機会を求めることは当然として、その後の関係作りこそがキモであることをしっかりと意識しておきましょう。
Web開発・コンサルティング会社の株式会社アクセルメディアも20年間経営したのちM&Aにて売却。
著書:仕事もお金も情報もみんな『人』からやってくる(こう書房)
Amazon 書籍ページ
○フレンドリンク異業種交流会(創立者)
https://friendlink.jp
○株式会社アクセルメディア 創業者(元代表取締役)
http://axel-media.com