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起業1年目を乗り切るために知っておきたい5つのこと2015/12/11

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起業1年目を乗り切るために知っておきたい5つのこと


会社を立ち上げても、1年で60%、10年で95%が消滅すると言われています。
と、いうことは1年目を乗り切ることができると、40社のうち5社は10年以上生き残れるということです。
これが、割合的に高いか低いかはさておき、まずは1年目の壁を突破しなければ先はないのです。
そういう意味では、創業1年目を乗り越えるかは非常に重要です。

そこで1年目を乗り切る方法をまとめてみます。

キャッシュアウトは極限まで少なく

起業をすると考えられないほど、お金が飛んでいきます。それまでサラリーマンだった人が「サラリーマン時代は1ヵ月18万円で過ごしてきたから、強烈に節約するとして10万円あれば大丈夫なはず」(金額は人によって違います)と考えがちですが、たいていの場合、その計算は成り立ちません。
むしろ、移動交通費など細かな支出もすべて自己負担になるため、ドンドンとお金がなくなります。1000円、2000円どころではなく、100円、200円、いや10円20円をも節約するくらいの意識がちょうど良いでしょう。

「投資が必要」の嘘に乗らない

生活費と会社の資本金は分けているから、個人にお金が無くて会社にはあるぜ!というケースもあります。
そして、「会社を立ち上げたからには、投資が必要!」といってドンドンと投資をする人がいます。
事務所は都内の一等地に、お洒落なオフィスを、かっこいいホームページを作る、
さらに、広告をしないとお客さんは来ないし、セレブが集まるパーティーに参加して人脈作り・・・
そんなことをすると数百万はアッという間に消滅します。むしろこれをしなくても数百万はすぐに吹き飛びます。
見栄で売上は立ちません。その投資は本当に売上に繋がるものか、よくよく考えて投資しましょう。

売り上げが立つ状態になってからスタート

起業・創業といっても経営者のバックグランドは大きく2種類あります。
・会社員時代に行っていたサービスをそのまま会社の事業にする
・会社員時代の業種とは畑違いで経験はないものの、将来性を見込んでトライする
はっきり言って上手くいく確率が高いのは断然前者です。
しかしながら、この10数年で起業に対するハードルが下がっていることもあり、後者での起業も大勢います。
その場合に注意が必要なのが、そのサービスですでに売り上げを上げることができているか、です。
それができていないと非常に危険です。売上が上がらないのに、先述したようにお金は飛ぶように出て行く、この2重構造であっという間に資金は底をつき、会社の継続がままならなくなります。
数万円でも構いません。できることなら少しでも売上が上がっている状態を作ってから正式に起業することがお薦めです。

借金はしない

会社を起業すると、お金を稼ぐことの困難さに必ず直面します。すなわちなかなかお金が入ってこないのです。
そのくせ、支出は容赦なく重なっていきます。創業当初はうそのようにお金が掛かり、まさにお金があればあるだけ出て行きます。
しかしながら、お金が無ければ出て行くこともありません。
ところが、最初に銀行などから借り入れをしてしまっていると、その分まで支出は続いていきます。気がつけば、自分で用意した自己資金、銀行から借りた資金もすっからかん、という状況に陥ります。
ただでさえ、売上が上がらない創業期、凹んだお金を取り戻すのも一苦労です。
店舗の出店や機械設備の購入など、創業にお金が必須の業種ではやむを得ませんが、そうでない場合は安易な借り入れは避けたほうが生き残り易くなります。

金を使わず、手足を使う

これまで述べてきたように、創業1年目を生き残るにはお金を必要以上に使わないこと。
なるべくキャッシュアウトは避け、自分でできることは手足を使って自分でなんとかする。
よく「時間を買う」などという言葉もありますが、残念ながら創業時の経営者は時間を買うほどの価値を生み出せていないケースが大半です。
「自分でやると時間が掛かるのならば寝ずにやれば良い」
起業1年目の経営者はこのくらいの気持ちがなければ、生き残りは望むべくもないでしょう。


おわりに

今回の内容は、出資者を募って一気に会社を成長させるいわゆる「ベンチャー起業」は想定していません。
資金や出資者を募ってから、「人」「金」がある状態の起業と、脱サラ・独立開業というものは方法論や考え方がまったく違います。

まずは自分がどのようなスタイルで起業するか、ということもよく考えて上でスタートを切ることも非常に重要です。






諏訪 功
執筆者:諏訪 功フレンドリンク異業種交流会 代表者 , 東京都 新宿区西新宿
異業種交流会に関することはもちろん、ビジネスパーソンの皆さまが「へえ~」と思える情報を中心に発信していきたいと思っています。
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