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Googleトレンドで見た「志村けん」さんへの日本国民の愛 2020/04/07

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Googleトレンドで見た「志村けん」さんへの日本国民の愛


 国民的コメディアンである志村けんさんが亡くなってしまいました。

 筆者(40代後半)も含め、子供のころからザ・ドリフターズを見て大笑いしてた非常の多くの日本国民が喪失感を感じています。
よりによってコロナウィルスが原因で亡くなってしまうとは、、、つい先日までTVに出演して元気だったのに、、、これらのことがより大きな衝撃となりました。

 志村けんさんが亡くなった3月29日から、いまなおインターネット上には志村さんを偲ぶ記事が多く上がっています。

 それらひとつひとつを読み、いかに志村けんさんが偉大な人だったか、いかにいま活躍する多くの芸人さんやお笑いに影響を与えてきた人だったかを実感します。
またそれと同時に、多くの逸話は志村さんの素晴らしい人柄を伝えるものであり、それがまた涙を誘います。

 70歳という若さでこの世を去ってしまったことが、非常に残念でなりません。
もちろん私は志村けんさんとは直接の面識があるわけではありません。
それにもかかわらず、これほど大きな喪失感や悲しみを感じるのは、まさに自分たちが志村さんやドリフターズを見て育ってきたからに他なりません。

 その喪失感や悲しみを感じるのは決して個人的なものではなく、WEBメディアやSNSを見ればまさに全国民が泣いていると言って過言ではないものです。

それはWebの検索にも表れておりました。

以下はこの2ヶ月(2020年2月8日~4月7日)の検索数をGoogleトレンドで見たものです。

前回の記事で「コロナ」と江頭2:50さんの検索数を比較したものと比べるため、今回も「エガ」を入れ比較ワードを「志村けん」「コロナ」「エガ」「ロックダウン」としました。

以下の図が、その衝撃的な結果です。

「志村けん」googleトレンド
なんと、3月30日のデータでは、「志村けん」が「コロナ」に肉薄していました。
これは他のいわゆるビックワードと呼ばれるキーワードと比べても凄まじい数です。

いかに日本の全国民に志村けんさんの死が衝撃を与えたかを物語っています。

 そして、注目すべきはその日にグッと数字があがっている「ロックダウン」です。志村さんの死で国民が改めて新型コロナウィルスの危険性を認識し、ロックダウンの必要性を感じたということではないでしょうか。

そういう意味では「志村けんさんは身をもってコロナの危険性を日本国民に教えてくれた」といえます。
ただしかし、、、それは残されたものが志村さんの死を受け入れるために言っているに過ぎないかもしれません。

 ザ・ドリフターズのリーダーのいかりや長介さんが晩年渋い役者となって活躍をしたのを知っている世代としては、志村けんさんにも俳優として渋い役者としての才能を見せて欲しかったし、なによりまだまだお笑いをやっていきたかったとご本人も願っていたと思います。

それを思うと本当に残念でなりません。

 インターネット上は、Webメディアの記事だけでなく、Youtubeでも志村さんの動画が多数アップされています。それを見て悲しいのに笑ってしまう、という人は自分だけではないはずです。
(動画は違法アップロードかな?見てしまう自分も褒められてものではありませんが・・・)

 しかし、志村さんのコメディはこれから先何年、何十年と経っても見た人を笑顔にしてくれるでしょう。
そういう意味では高木ブーさんの言われた「志村けんは死なない」というのが、まさに我々日本国民にとっては理解すべき本質なのかもしれません。

志村けんさん、いままで笑いを届けてくれて本当にありがとうございました。
そして、志村けんは永遠です。







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執筆者:株式会社アクセルメディア 東京都 新宿区
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