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予測できない時だから~日本一のアスリートは試合をどう臨んでいるのか? 2022/03/23

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予測できない時だから~日本一のアスリートは試合をどう臨んでいるのか?


 オリンピック・パラリンピックが行われていましたが、予想できないことが起こり、試合結果が事前に考えられていたものとは違って驚いたり、熱戦に見入った方も多いと思います。

 またさまざまな状況によって、先が見えないと感じる方もいらっしゃると思います。

 そこでレスリングで日本一を経験された方々でつくられ、企業コンサルタントなどを行う、株式会社IGNITIONの佐藤 吏(さとう つかさ)さんと、多胡島 伸佳(たこじま のぶよし)さんに、予測ができない時なので、アスリートは試合をどう臨んでいるのかを、教えて頂きました!


オーラ

 多胡島さんは、レスリングの全日本選抜選手権(男子フリースタイル)などで何度も日本一になり、大会では同じように日本一を競っている人や、オリンピックに出場した選手の、空気感やオーラを感じて試合に臨んでいたと、おっしゃっています。

 またオーラと言われても漠然としていて、ピンとこないかもしれませんが、「事実としてそこにあるもの」と言われています。

 

競技実績が変わる

 その上で、日本一のタイトルを14回獲得された佐藤さんによると、何試合経験したのかという数ではなく、感じ取る力によって競技実績が変わると、おっしゃっています。

 そしてその力を危機管理力やセンスとも言い、そうした感じ取る能力は、日ごろから意識することで高めることができる、ということです。

 また佐藤さんは今子育てをされていて、子供の感性を大事にしていってほしいと思い、ビジネスにおいても、まずは子供の時のような感覚を思い出して頂きたいということでした。


瞬間にやるべきことを見定める

 また佐藤さんは指導者として選手それぞれのビジョン・目標設定を定めて、どうあるべきかを決めるということです。

 そして昨今DX(デジタルトランスフォーメーション)は、デジタル技術などで、社会がより便利になるよう変革していくことと言われていますが、ビジョンを持って効率化を進めることが大事だとおっしゃっています。
 
 そのためには存在意義などを見極め目標設定を行い、またさらに空気感を感じて「その瞬間にやるべきことを見定める」と言われています。


タイミング

 そして瞬間にやるべきことを見極められる人間が残る、とも話されています。 
 
 また佐藤さんが立ち上げた株式会社IGNITIONでは、MA(マーケティングオートメーション)の講義を行っており、マーケティングは消費者の行動分析が重要ですが、タイミングを見極め営業の効率化をはかることを、お伝えするということです!


今回教えて頂いたのは

IGNITION Inc.さんロゴ
株式会社IGNITION
https://ignitionjapan.com/

マーケティング オートメーション(MA)スキルに特化したスクールについてはこちら
https://ignitionjapan.com/ma-school/


佐藤吏(さとう つかさ)さん
1984年秋田県生まれ 
天皇杯全日本選手権など日本一のタイトルは14回

多胡島伸佳(たこじま のぶよし)さん
1994年秋田県生まれ 
全日本選抜選手権(男子フリースタイル)など日本一のタイトルを獲得








フレンドリンク 1upコラム編集部
執筆者:フレンドリンク 1upコラム編集部
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