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1UPコラム
フェミニンケアを通して女性の身体をサポート~株式会社 Space Produce OIK 取締役 大塚小耶子さんに伺いました 2022/07/22
「フェムテック」という言葉を聞いたことがあっても、あまりなじみがない方もいらっしゃると思います。
そこでフェミニンケアを通して、女性の身体をサポートするために創業された、株式会社 Space Produce OIK 取締役 大塚 小耶子さんに、お話を伺いました。
伝統を守るのも大事だが、変化も必要
大塚さんが起業されたきっかけは、「うちの会社に入ってくれないか」とお父様から言われ、時代の変化に合わせた一事業をつくってほしいというお話からだった、ということでした。大塚さんの家では300年前、夏に蚊などの虫を防ぐための蚊帳(かや)の製造販売をする会社を、立ち上げられて、戦後になると洋風の建物が多くなり壁紙の生産も行ってこられました。
お父様は「伝統を守るのも大事だが、変化も必要だ」とおっしゃっていたということです。
社会への貢献
また第二次世界大戦では、お爺様が軍服の制作によって、地元である滋賀県の長浜の人を守るために仕事をつくられており、近江商人の経営哲学である社会への貢献が、並外れていると大塚さんは感じていた、とのことでした。そしてそれまで大塚さんはIT業界で10年以上勤めており、起業したいと強くは思っていなかったということですが、自分も同じように社会に貢献したいと思った、と言われています。
一言声をかけるだけで泣き出してしまう
一方で子育て中の友人に会い、特に親が遠方に住んでいる場合は、たよれる人も少なく、大塚さんが話を聞いて、一言声をかけるだけで泣き出してしまうことがよくあり、女性の社会進出と言われているにもかかわらず、サポートが足りてないと感じていたそうです。また台湾人と結婚した友人からは、里帰り出産をせずに「産後ホテル」で過ごして、身体を回復させると知り、日本にそうした施設がなかったのを、不思議に思ったと話されています。
そして世界の産後ケア事情を調べ、それ以外にも女性特有の悩みには、専門知識とケアによって緩和されることが分かり、もっと日本にも女性を大切にする、商品やサービスを見つけていこうと考えた、とのことでした。
フェムテック
また「フェムテック」という、Female × Technologyの造語で、現在は技術が使われていなくても女性の健康を支えるもの、という言葉も聞かれるようになり、10代20代では話しづらいとされてきたテーマを、ポップな雰囲気で話す風潮もあるそうです。大塚さんは、そこに「女性らしさ」を出していけたらと考えていて、日本の女性の美しさと健康を大切にして、1人で落ち込まずに身体の不安を話せる場所をつくっていき、悩みに寄り添って行きたいとのことでした!
今回教えて頂いたのは
関西学院大学卒業後、IT業界で10年勤務し
事業をされているお父様の
時代の変化に合わせた一事業をつくってほしいというお話から
2020年にフェミニンケアを通して
女性の身体をサポートするための会社を設立する。
株式会社 Space Produce OIK
https://www.herth-mutabilis.com/
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