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1UPコラム

フリーランスとしてやっていくために大事な4つのこと 2016/11/09

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フリーランスとしてやっていくために大事な4つのこと


フリーランスとしてやっていくために大事な4つのこと


今までは普通の会社員として雇用されてきた人が、フリーランスとして独立するとなると、いろいろと不安なこともあります。

【1】元手の資金

まず一番は金銭的な問題です。
フリーランスとして独立するならば、1年間は無収入でもやっていけるくらいの貯蓄をしてから、という話を聞くことがあります。

やはり収入の保証がなくなるわけですから、会社員として働いている間にいかに貯蓄に励むかも大事になってくると思っています。

「1年間無収入」というと、多くの人は「まさか」とか「そこまでには売上があがるようになる」と思いがちです。
「1年間無報酬」を「1年間売上がない」と混同する人がいますが、これは似て非なるものです。

しかし、いざ実際に動いてみると売上は上がっても(=仕事はあっても)、会社勤め時代には認識が希薄だった経費が重くのしかかって、差し引いたらお金が残らない、という状況が生まれます。

実際に会社員としてもらっていた給与の額までのハードルは高いと肝に銘じ、いざ無報酬の状態に陥ったときに慌てふためかない金銭的余裕はあると有利です。


【2】体調管理

さらに保証のなさと関連して、体調管理がとても大事になってくると思います。

有給休暇などはもうなく、代わりを務めてくれる同僚もいなくなるわけですから、文字通り体が資本ですよね。

病気になって働けなくなったら即無収入、体調には万全の注意を払うと同時に、適度に運動するなどして体力作りにも励んだ方が良さそうに思います。

【3】時間管理

フリーランスとなれば時間が自由に使えるのが大きな魅力のひとつかと思いますが、それだけにスケジュール管理も大切になってきそうです。

うっかり忘れていた…ということが信用を失うことに直結しかねないのですから、こまかくスケジュールのチェックをするなどして、スケジュールの管理に努める必要があるかと思われます。

また、時間の使い方に関して誰にも関与を受けなくなることで、生活リズムがおかしくなるケースが多くなります。
昼夜が逆転したり、仕事に取り掛からなくてはいけないのにズルズルと無駄な時間を過ごしてしまったり。

フリーランスになったからといって、すぐに時間の観念を失うのではなく、場合によっては会社員時代よりも業務時間をきっちりと管理するくらいの意識が必要です。

【4】税金の処理

また、税金の処理も自ら行わなくてはならないので、確定申告に向けて金銭にまつわる事務処理をつねにきちんと行っておくことも必要ですよね。

領収書をもらってきちんと保管しておく、というのは基本中の基本です。

たまに、売上のお金が入ったら、それを個人の生活費も仕事の経費もごっちゃにして管理してしまう人がいますが、それでは業務としての管理ができませんし、年に一回の確定申告のときに領収書の仕分けでも一苦労です。

本来、税金関係は基本的には専門家である税理士に相談するなどがベストです。
ただ税理士に頼めば当然費用が発生します。
独立当初の資金が苦しいときにその出費は痛い!と思う人も多いと思います。

そういうときは、遠慮なく税務署に相談に行きましょう。

知らないうちは税務署というとなんだか「税金を持っていく怖いところ」というイメージもありますが、実際は「税金を払ってくださってありがとうございます(ちょっと極端ですが)」という感じの対応をしてくれることが多いです。

ただし、申告をしないとか税金をごまかしたりすると、本当に怖い人たちに変身するのでその点は注意が必要です(笑)


素晴らしいフリーランスライフを

フリーランスになることは、誰からの指図も受けず、すべてが自分の意思の元で決定できるというのが最大の魅力です。
しかし、反面すべてを自分で気をつけないといけません。

「備えあれば憂いなし」

この4点をしっかりと意識して、素晴らしいフリーランスライフを過ごしましょう!

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