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1UPコラム
人脈形成の重要ツール ～良い名刺？ とは～（見本あり） 2016/01/19
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名刺はビジネスで重要なツール
名刺はビジネスで必ず必要なもの、そして人脈形成にはなくてはならないツールです。皆さんはどんな名刺をお持ちでしょうか？
オシャレなデザイン、上質な紙、個性的なもの、シンプルなもの、いろいろありますね。
名刺に良し悪しをつけるのはどうかとも思いますが、私が個人的に思う“良い名刺”とは、
“後で見直したとき、その人が印象に残っている名刺”だと思うのです。
私は職業柄、多くの士業の方とお会いする機会があります。一度に大勢の方とお会いすることも少なくありません。数日後名刺を整理していると、誰が誰だかがわからなくなっています。
税理士〇〇や、行政書士〇〇など、名刺に職業と名前、連絡先だけしか書かれていない方が多いので、いろいろな方が混ざってしまいます。交流会に参加した時もそうです。数日経つと顔が思い出せない人が沢山いるのです。私は名刺交換の際に、お断りしてから名刺にメモをするようにしていますが、それでも忘れてしまう人の方が多いかもしれません。
それでは、具体的にはどんな名刺の方が印象に残るのでしょうか？
コミュニケーションのきっかけになる名刺とは
まずは、顔写真入り。抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。私もそうでしたが、覚えて頂くには、一番有効的ですし、時間が経っても忘れません。
諸井 佳子 氏の顔写真入りの名刺
そして、大事なのは業務内容。株式会社〇〇だけでは、何の会社かわかりません。具体的に何が出来るかが書かれていれば、ビジネスチャンスを逃すことなく、後々思い出してもらえる確率は高くなります。
後はプロフィール。生年月日、出身地、出身校、血液型、趣味嗜好、職歴等々。人は共通項があると、話が盛り上がります。特に話が苦手な人は、会話のきっかけを作ることが簡単に出来ますし、同じ趣味だったり、出身が同じだったりすると、ぐっと距離を縮めることができるのです。
私の知り合いの方は、“息子さんと同じ年”ということだけで、ビジネスに繋がったそうです。私も同じ高校出身のお客様のときは、会話がかなり盛り上がりました。
これだけの情報を満載するには、やはり裏面も有効に使わない手はないと思います。自分の顔となる情報を小さなスペースの中に凝縮させましょう。
諸井氏の名刺の裏面
紙質もあまりチープなものだと、この方にお願いして大丈夫なのかなぁと心配になってしまいませんか？
人との出会いには限りがあります。会ったその後も覚えておいて頂ける名刺を差し上げることは、一期一会を大切にすることに直結すると思います。
あとでただの紙きれになるなんて、なんて勿体無い。
皆さんも“良い名刺”を持って、多くの方と出会いましょう。そして、後々まで覚えておいて頂き、人脈をどんどん広げましょう。
ただし、仕事も確立し、ある程度有名になられた方は、お名前だけの名刺で十分かと思いますが・・・。
平成10年度行政書士試験に合格するも、双子の子育て中心の生活スタイルを崩さず。
子どもたちの中学入学を機に、独立開業を決意。許認可申請、法人設立、創業融資など起業支援を業務とし、セミナーなどを開催している。
【業務案内】
当事務所は、法人設立（株式、一般社団、NPO）、運送業・建設業等許認可申請及びコンサルティング、創業融資などの起業支援、相続・遺言を主な業務としています。
【事務所HP】http://kigyo.office-moroi.com/