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1UPコラム
第2章人脈ができる人には共通点があった 第6項人脈の価値がわかる人であれ 2021/09/01
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第2章 第6項 人脈の価値がわかる人であれ
人脈ができる・できないは「意識の差」から
異業種交流会などで人脈作りに勤しんでいる人たちを見てきましたが、その中に「人脈ができる人」と「人脈ができない人」がいる、ということがはっきりわかりました。「人脈ができる人」は人との出会いによってドンドンと人間関係が広がり、たちまち有益な人脈を作っている人。
「人脈ができない人」は人と出会っても出会っても関係が広がることなく、その場で終わってしまうような人。
両者における違いのなかで、もっとも大きなものに「意識の違い」があります。
「人脈ができる人」は、「人脈」に対して意識が高く「人脈が価値のあるものだ」という認識のもと、「人脈」をとても大切に、重要に考えています。
その重要性を理解し出会いを大切にするからこそ、深く広く人脈が構築されていきます。
人脈の価値を知る人は出会いの価値を知っている
人脈の価値を知っている人は、人脈作りのすべてのスタートである「出会いの価値」を知っているのです。その結果、当然ひとつひとつの出会いを大切にしています。
出会った相手の話に耳を傾け、何か一つでも今後のお互いの（もしくは相手の）発展のためになる方法はないかを真剣に考えている姿があります。
逆に「人脈ができない人」は「人脈」に対し意識が低く、ひとつひとつの出会いを大切にしません。
自分本位で物事を考え、自分本位で話をして、自分にとっての「損得」が思考の中心であり、出会った相手が利益をもたらせてくれるかどうかが、その人と付き合っていくかどうかの判断基準となっているため、「出会いに感謝」「ひとつの出会いを大切に」という概念がありません。
しかし、それでも「人脈がほしい」と思っているので、人脈作りに奔走することはします。
異業種交流会やセミナー、ネットコミュニティのオフ会などありとあらゆるところへ出没し、ひたすら名刺交換をします。
これはまさに「出会いの軽視」であり、私は「出会いの垂れ流し」と呼んでいます。
出会っても出会ってもザルで水をすくっているように垂れ流れていくからです。
ひどい人などは、名刺交換をして相手の名刺を見たとたん「ああ、自分にとってはメリットがなさそうだ」と判断すると、その相手との会話など上の空で、早く次の人と話がしたいオーラを出すような人がいますが、それでは
人脈作りはままなりません。
人脈の成果とは時を経た人間関係から発生するものであり、出会ってすぐに何かが得られるものではありません。
しかし、人脈から得られる成果は相乗以上に大きく、そして、、、、
ここが重要です、、
【ポイント！】「思わぬ方向からやってくる」
のです。
これを「人脈ができる人」は知っています。
これを「経験から」知っているのです。
「思いもしなかった人から思いもしなかった素晴らしい話が舞い込んできた」
という経験をしているのです。
だから、ひとつひとつの出会いを大切にするのです。
自分で出会いの価値や可能性を限定したりはしないのです。
これから人脈をドンドン作っていきたいと思うなら、ぜひこのことを覚えておいて欲しいと思います。
誰とのどんな出会いにも「あらゆる可能性」が秘められていると信じ、大切にしている人には必ず結果が現れるのです。
※次回は第3章 「人との出会いがすべての始まり」に続く
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Web開発・コンサルティング会社の株式会社アクセルメディアも20年間経営したのちM&Aにて売却。
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○株式会社アクセルメディア 創業者（元代表取締役）
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