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仕事を選ぶ基準は何か ~女性起業家の問いかけに~2016/10/19

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仕事を選ぶ基準は何か ~女性起業家の問いかけに~


女性起業家が仕事を選ぶ基準

OL時代は、与えられた仕事をキチンとこなしていくのが得意でした。認められるのが嬉しくて、辛い仕事や終電に間に合わないほどの残業も、文句を言わずにやることが美徳とさえ思っていました。組織にいる以上、それは当然のことであり、何の疑問も持たなかったものです。まあ、ストレスからか胃をやられ、職場で倒れ、約2週間の休養を余儀なくされましたが。

現在は、行政書士事務所を独立開業し、誰に指示されるでもなく、自分の力で、自分のやりかたで自由に仕事をやっています。指示されたことを素直にやっていたOL時代とは、全く勝手が違い、自分で仕事を取ることの厳しさを実感しているところです。

最近、女性起業家の間で、仕事を選ぶ基準について

その仕事は楽しいですか?
その仕事をしていてワクワクしますか?

そいうフレーズをよく聞くようになりました。

楽しいか、ワクワクするかで、仕事を決めると上手くいく! そうです。

考えてみると私の仕事、別に楽しい訳ではないし、もちろんワクワクなんて、もっとしない。

どちらかというと、失敗が許されない分、常に緊張しているし、モヤモヤ感が付き纏う。忙しければ心を亡くしそうで、案件が落ち着いてくると、仕事がなくなる不安感、焦燥感で押しつぶられそうになる。

仕事って、楽しくなければいけないのかな?
ワクワクしないから、今の仕事は私には向いていないのかな?なんて思っていました。

私のメイン業務は、法人設立、許認可申請、相続と、人生の岐路、節目に立ち会うことが多くあります。

一大決心の元、会社を辞めて独立起業する人。
事業を始めるのにまた業務拡大の為に、許認可が必要な人。
身内が亡くなって、悲しみにくれながら相続手続きをする人 等々。

お客様の会社を設立し、彼のやる気に満ち溢れた顔を見た時。
許可が無事に下り、売上に貢献できお客様が喜んでくれた時。
相続手続きが完了し、泣きながらお礼を言われたとき。

楽しくはないけど、ワクワクしないけど、この仕事を選んで良かったと、心から思える瞬間が沢山あります。

仕事を選ぶ基準は、人それぞれですね。

レストランなどのインタビュー等で、よく“お客様に喜んで欲しくて”なんて言っているけど、これはもしかしたら、どの職業にも共通しているかもしれません。

ちょっと前までは、“綺麗ごと言っちゃって”なんて素直じゃない自分もいたけど、今はもう“お客様の笑顔が見たいからこの仕事を選んだ”と断言できるようになり、受け身的ではあるけれど、ふっと自分の中で腑に落ちました。

誰かの言葉に惑わされるのではなく、仕事を選ぶ基準は自分で決めるという、当たり前のことに、やっと気づくことができたのでした。






諸井 佳子
執筆者:諸井 佳子行政書士諸井佳子事務所 代表 , 埼玉県
財務省(旧大蔵省)大臣官房秘書課・国際金融局国際機構課に8年勤務、その後5年間の法律事務所勤務の後、結婚し専業主婦へ。
平成10年度行政書士試験に合格するも、双子の子育て中心の生活スタイルを崩さず。
子どもたちの中学入学を機に、独立開業を決意。許認可申請、法人設立、創業融資など起業支援を業務とし、セミナーなどを開催している。

【業務案内】
当事務所は、法人設立(株式、一般社団、NPO)、運送業・建設業等許認可申請及びコンサルティング、創業融資などの起業支援、相続・遺言を主な業務としています。

【事務所HP】http://kigyo.office-moroi.com/